加点法と減点法 | お金と心を動かす会話術 | 浅川智仁

お金と心を動かす会話術 | 浅川智仁

セールスとは、「センスの科学」です。
センスを上げながら、仮説と検証の精度を上げる取り組みを続ければ、結果は自ずと変わっていきます。

センスの上げ方や仮説の立て方を、あらゆる角度からご紹介します。

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こんにちはo(^-^)o

モチベーション・マネジメント・コーチの浅川です。



今日も東京は、最高に素晴らしい秋晴れです♪

まさに、『行楽の季節』真っ只中ですね。






先日、妹から連絡があり、私の愛する甥っ子が人生で初めて『通信簿』をもらって来たという話を受けました。



『通信簿』…。



非常に懐かしい響きでした。



社会人になってからは、『給与明細』が

独立をしてからは『業績』が


さしずめ私にとっての『通信簿』になるのでしょうか。






さて、『通信簿』に関して私がとても好きなエピソードがあります。


中学生の頃に耳にして、かなり印象に残った話なんですが、

私が以前、営業マネージャーとして人を評価しなくてはいけない立場だった時、いつも心掛けていたものです。


今日は、そのエピソードをご紹介します。





【ある家庭の夕食後の風景です】


中学生の男の子が、期末テストの答案を持って、お父さんの元にやってきました。


かなりバツが悪そうな感じで、うつむきながら何枚もの答案用紙を差し出しました。


その雰囲気から、お父さんは結果が悪いのを簡単に悟ります。



見てみると確かにビックリ!



数学0点、国語0点、日本史0点、…。

目にする答案の全てが0点でした。


ただ、一枚だけ、15点という答案用紙があっただけです。



こっぴどく怒られると覚悟していた男の子は、相変わらずうつむいたまま、お父さんの言葉を息を飲んで待っています。




しばらく全ての答案用紙を何度か眺め、
やっとお父さんはその口を開きました。




「お前は天才かもしれないぞ…」



「えっ?!」


当然男の子は驚いて、声を出しました。



「全部0点なのに、英語だけ15点。もしかしたら英語の天才かもしれない」

「これからは、他の科目は別にいいから、英語だけ頑張りなさい」




感動した男の子は、その後言われた通りに英語を懸命に学び、ある英語専門学校を立ち上げるまでに至ったそうです。





当時中学生ながら、私はこのエピソードに感動した記憶があります。




ここでの教訓は、

《人をどんな基準で評価するのか》

ということです。




あるもの、良いものを見て評価するのが

【加点法】。


無いもの、悪いものを見て評価するのが

【減点法】です。



どちらで評価するかは相手や状況によって違いが生まれる場合もあります。



ですが、基本的には【加点法】で評価する。


それが、組織のメンバーのモチベーションを上げる秘訣だと、私は思っています。





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