こんにちは(^O^)/
モチベーション・マネジメント・コーチの浅川です。
みなさん、昨夜の『天地人』はご覧になりましたか?
今までにはあまりない石田光成側の視点で描かれていたこと、
そして、これは賛否両論があるかもしれませんが、CGを駆使した迫力ある演出。
当然歴史的な結果は知っているわけですが、私はドキドキしながら興奮して見入ってしまいました^^;
それにしても、歴史を見るといつも皮肉なものだと思い知らされます。
今まで光成が「正義」と信じて行ってきたことが、そのまま仇となって跳ね返ってきてしまった結果が、まさに関が原だと言えるでしょう。
さて、今日は歴史モード全開のなか「三本の矢が何故折れないのか」ということについて、触れていきたいと思います。
この話は、私が以前マネージャーとしてチームや課をお預かりしていた時、自分自身の中に原理原則としておいていたものです。
私にとって、強い組織を作るための、とても学びとなり、指針となる非常に含蓄のある話でした。
「三本の矢」と言う話は、ご存知の方も多いと思います。
戦国時代、その智略で中国地方を制覇した大大名、毛利元就が三人の息子に話したとされる有名なエピソードですね。
当時は下剋上が当たり前で、親兄弟までが争う時代でした。
元就は、その三兄弟がいつまでも仲良く、決して争わないようにと、矢を使ってこのように諭したとされています。
「一本の矢では簡単に折れてしまうが、三本矢を束ねると折れることはない。お前たち三兄弟もこの矢のように結束して毛利家を盛り立てろ」
この、言わば元就の遺言を三兄弟は守り抜き、江戸幕府から明治維新へとつながる毛利家の礎を築いたのです。
と、これが巷間伝えられている、私たちがよ知る「三本の矢」についてのエピソードです。
ただ、面白いことに、矢を三本束ねても、少し力を加えると折れてしまうそうなんです。
そこで、折れなくするためにはどうすれば良いか。
実は、紐を二本使ってぐるぐる三本の矢を巻きつけていくと、折れなくなるそうなんですね。
つまり、この二本の紐が、三本の矢を折れなくする非常に重要な役割をしているんです。
では、この二本の紐とは、組織にとって何なのか?
それは
【信頼感】
と
【緊張感】
だと言うのです。
徳川家康の東軍に相対した西軍の総大将は、毛利元就の孫にあたる毛利輝元でした。
そして、結果的に天下分け目の戦いの決着をつけた小早川秀秋は、元就の三男小早川隆景の養子です。
つまり、元就の孫にあたる存在でした。
徳川家康にあって石田光成になかったもの。
それは、組織を貫く【信頼感】と【緊張感】だったのかもしれません。
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代表 浅川 智仁
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