あんこ屋野中(以下、野中)のあんこをお取り扱い
いただいているお客さまのご紹介をさせて
いただきます
今回ご紹介させていただくのは
山梨県南巨摩郡身延町下部にある
*古湯坊源泉館*さま。
古湯坊源泉館さんは、下部温泉にて
「療養」「保養」「休養」を
目的とした湯治宿を営まれています。
お話を聞かせていただいたのは、
58代湯守の依田茂さんと女将の由有子さん。
湯守としては58代目だそうですが
約250年前に宿屋として創業されて以来
依田さんは8代目の主人にあたるそうです
温泉自体は、今から1300年前の奈良時代中期に
湧き出たもので、戦で傷を負った方々が湯治に訪れ、
武田信玄公もこの源泉館さんで療養されたと
言われているそうです
(※お風呂は撮影禁止の為、源泉館さまよりご提供)
源泉館さんの「武田信玄公かくし湯大岩風呂」は
足元から温泉が湧き出して浴槽を満たすため
「循環」「加水」「加温」を一切行わない
本物の「源泉掛け流し温泉」だそう
泉温は湯治にもっとも良いとされる30℃前後だそうで
「お湯の温度が低めなのでゆっくり入ってもらいたい」
とお話してくださいました。
また、「日本温泉協会」からも泉質や新湯注入率など
全6項目において自然度・適性度について最高評価の
「オール5」を受けており、これは全国でもわずか
16箇所のみという貴重な認定だそうです
さらに、浴槽は毎日清掃とお湯の入れ替えを行って
いるそうですが、天候によって湧出量が変わるため
日によって浴槽のお湯の量が異なることもあるそうです。
まさに自然そのものを楽しめる温泉ですね
(※お風呂は撮影禁止の為、源泉館さまよりご提供)
「療養のために、ゆっくり入浴して感じていただきたい」
というお考えから、現在は宿泊のみのご利用となっている
そうです。
「やけどをしたら下部温泉へ」とも言われる下部温泉は、
やけどだけでなく、傷病や骨折、術後の回復にも効果が
あるとされ、源泉館さんでは80%がリピーターのお客様
だそうです
平均して3泊4日、長い方では2週間ほど滞在されること
もあるそうですよ。
そんな源泉館さんでお取り扱いいただいている
野中の商品は
「手作りぜんざい」
「手作り栗ぜんざい」
「白桃ゼリー芳醇」です。
お知り合いを通じてご縁をいただき、女将の由有子さん
が工場にお越しいただいた際にぜんざいをお買い上げ
いただきました
これを湯守の依田さんがとても気に入ってくださった
ことが始まりです
その後、お客様にもおすすめしてくださり、
リピーターのお客様の間で
「お風呂で口コミが広がっている」とのお話を伺い
私たちも大変嬉しく思いました
宿泊の予約時にぜんざいのご予約をされる方や
10個まとめて購入される方
昼食代わりに召し上がってくださる方も
いらっしゃるとのことです
さらに、源泉館さんでは毎月、おなじみ様向けに
おたよりを発行されていますが、なんと全て
依田さんの手書きなのです
写真や文字から温かさが伝わり、どこか懐かしく、
隅々まで読みたくなるおたよりでした
手書きにこだわり続け、10年以上続けられている
おたよりは、すでにvol.180を超えており
その想いのこもったおたよりをファイリングされて
いるお客様もいらっしゃるかもしれませんね
「これからは健康管理、予防が大事な時代。
疲れたら休む。その為に温泉を利用してほしい。」
とお話してくださった依田さん
お食事は、一般向けの食事のほか、湯治・療養向けの
メニューも用意されています
また、源泉から湧き出る鉱泉水のミネラルウォーター
「信玄」も販売されています。
体の内側からも外側からも癒される、そんなお宿です。
ぜひ、下部温泉を訪れる際は古湯坊源泉館さんに
ご宿泊いただき、湯治を体験してみてくださいね
(※お風呂は撮影禁止の為、源泉館さまよりご提供)
依田さん、由有子さん、ありがとうございました