あんこ屋野中のあんこをお取り扱いいただいている
お客さまのご紹介をさせていただきます
今回ご紹介させていただくのは
山梨県北杜市白州町台ヶ原にお店がある
＊金精軒製菓本店＊さま。
明治35年創業の120年続く老舗和菓子屋の金精軒さんは
皆さまもよくご存知の“信玄餅”を作られているお店です
お話を聞かせていただいたのは、吉良さん。
ー商品のこだわりー
地元の食材を使用したお菓子作り
北杜市にある金精軒さんは、地元のお米や大豆
えごまや明野金時など…
地元の食材を使用してお菓子作りをされています。
農業もされていて
「自分で作業することで原料の大事さがわかる」
ということで従業員の方にも農業体験をしてもらう
のだそう
その畑で栽培されているのが青大豆。
これがきな粉になるのですが、何の商品のきな粉か
というと…
日本一の名水と言われる地元白州の水を使用して
作られている季節限定、消費期限30分と言われる
知る人ぞ知るお菓子“水信玄餅”のきな粉です。
(金精軒さまのHPより画像お借りしました)
消費期限30分ですから店舗に行かないと
食べることができない。
そして自分たちで収穫した青大豆を使用する為
大量生産はできない。
とても貴重なお菓子だということがわかりました
予約販売もされているそうなので、水信玄餅の季節に
なりましたらぜひ金精軒さんへ訪れてみてくださいね
ー信玄餅と生信玄餅の違いは？ー
水信玄餅は白州のお水と自社で作った青大豆使用と
いうことはおわかりいただけたかと思いますが、
信玄餅と生信玄餅の違いはというと…
両方とも地元のお米と大豆を使用していることは
変わらないのですがお米や配合に違いがあるそうです。
金精軒さんは味と品質にこだわり、防腐剤や合成保存料を
使用していないため、日持ちを考えると信玄餅の砂糖の量
は多くなるのだそう。
信玄餅ももちろん美味しいのですが、
「もっと美味しいものを作ろう」
ということでお餅には山梨のブランド米“梨北米”を使用、
そこに地元産の大豆を使用し、きな粉とお米のおいしさを
最大限に引き出せるまでお砂糖を減らしているのが
生信玄餅なんだそうです。
生信玄餅の消費期限は3日と短いですが、
お餅は白くてふわふわ「餅本来の味を残したい」という
職人さんのこだわりの詰まったお菓子なのです。
そしてきな粉も大豆を自社で焙煎・製粉されています
お話を伺えば伺うほど本当にこだわりにこだわった
お菓子作りをされているのだということが伝わりました
金精軒さんのお菓子の中での野中のあんこはと言いますと
野中の生あんをご利用いただきこしあんを作られ、
お饅頭やおはぎにお使いいただいています。
粒あん推しが多い地域だそうですが、
「黒糖まんじゅうはファンが多いですよ」
と嬉しいお言葉をいただきました
そして夏限定のお菓子
あんどうふピュールも人気商品だとか。
七賢さんの酒粕を使用した虎頭の舞は、
なんとサントリーのウイスキーに合うんだそうです
和菓子がお酒に合うというのも新たな発見でした
店内には数々のお菓子が並んでいるので、
あちこち見るのが楽しかったです。
吉良さんが
「来ると楽しいなというお店を目指しているんですよ」
とお話してくださったのが納得でした。
外観写真でもしかしたらお気付きの方もいらっしゃる
かもしれませんが…
ドラマ「私たちはどうかしてる」の光月庵は
ここ金精軒さんでした。
道中、綺麗な富士山や八ヶ岳が見えるとても自然豊かな
場所にある金精軒製菓本店。
ぜひ訪れてみてくださいね。
【金精軒製菓本店さま(台ヶ原金精軒さま)】
Instagram @kinseiken_okashi
山梨県北杜市白州町台ヶ原2211番地
0551-35-2246
【金精軒韮崎店さま】
山梨県韮崎市中田町小田川154
0551-25-1033
【kinseiken甲府駅店さま】
山梨県甲府市丸の内１ 甲府駅改札外
※新情報※
2024年1月28日(日)
金精軒さんがレストランをオープンされました。
地産大豆100%の大豆ミートを使用した
ヘルシーレストラン【koma】さん。
大豆にこだわられてきた金精軒さんが作られる大豆ミート。
一般的な大豆ミートは脱脂大豆で作るそうですが、
金精軒さんの大豆ミートは丸大豆のまま加工されるの
だそうです
気になりますね
こちらも金精軒製菓本店からとても近いので、
ぜひぜひ訪れてみてください。
吉良さん、ありがとうございました
おまけ
今回、野中のあんこをご使用いただいている商品
・虎頭の舞
・杜のくるみ
・黒糖まんじゅう
・酒まんじゅう
を購入させていただきました
どのお菓子も金精軒さんのこだわりと気持ちのこもった
優しいお味で美味しかったです