4月にパリで行った1つ星レストラン、ドミニク・ブシェの続きです。（前半はコチラ
）
オマール海老の後に出てきたお肉料理は・・・
牛テールの赤ワイン煮込み ジャガイモのピュレ
これはドミニク・ブシェのイチオシのようなのですが、濃厚で、ものすごく好きな味でした
柔らかいお肉に、砂糖を香ばしく焦がしてキャラメリゼしたような風味がガツンと効いていて味に重厚感があり、さらに付け合せのジャガイモのピュレはものすご～くなめらかで、でもクリームかバターだったか（記憶の彼方に・・・
）のコクが合わさってなんともクセになるお味。
）のコクが合わさってなんともクセになるお味。日本人にとっては、もしかしたらこの濃厚さは少し強すぎるのかもしれませんが、個人的にはすごく好きな味で、このコースの中でここにパンチの効いた1皿を持ってくるメリハリ感も良かったですし、お腹が苦しいと思いながらも完食せずにはいられませんでした
その後、サービスでふわふわのスフレまで頂きました
このスフレも素晴らしかったです
そしてデザートは、マンゴとキウイを添えたタルト エキゾチックフルーツのソルベ
最後の小菓子はさすがに食べきれず、でもぜひ味わいたかったので箱に詰めてもらいました
それにしてもここまでコース全体のクオリティが保たれている星付きレストランは今までなかったなぁと思うほどどれも美味しくて、（シェフの腕前は3つ星レベルだとしても）いい意味でこれ以上星を増やさずに、1つ星としての立ち位置でい続けてほしいと思うのでした
なにせ105ユーロでこのコストパフォーマンスというのも好評価＆大きな満足度につながりますし、品はよいけれど1つ星らしい適度なカジュアル感も居心地がよく、リラックスして美味しい食事と会話を楽しむことができたのもよかったです
東京のフレンチはフランスに勝るという意見もありますが、個人的にはフランス料理はやはりフランスの空気や水、シェフなどの人も含めた環境の中で食するのが一番だと思っていますし、（もちろんイタリアンならイタリアで）、もしかしたらそういう意味でもレベルが高く感じられたのかも（？）しれません。
場所はホテルのあるオペラからタクシーですぐだったので、アクセスはいいですが、隠れ家らしく（？）小さな普通の路地にポツンとありました。
日本の銀座店はどんな感じなのか、いつか行ってみたいと思います。
（そう言えば、義理の両親はその後、日本でも早速行ったみたいです）
）“美味しいものを食べて感動して幸せになれる”、そんな素敵なレストランでした
Restaurant Dominique Bouchet
11, rue Treilhard 75008 Paris
Tel: +33 1 45 61 09 46
www.dominique-bouchet.com
味 ★★★★★
サービス ★★★★★
店の雰囲気 ★★★★★
ロケーション ★★★★☆
ワンクリックして頂けると嬉しいです
