骨董市?ではなく、アンティークの展示会へ | Life As Journeyのブログ

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2012年秋からオランダのアムステルダムへ。
「私の人生って旅のようだな~」と思う今日この頃。

先週の日曜日までRAI の展示場でやっていたアンティークの展示会チケットを絵画教室の先生に頂き、早速その日に行って来ましたアップ


RAI の展示場は東京で言うならお国際展示場とか幕張メッセみたいなところですが、Amsterdamは東京に比べると小さい街なので街中からもそれほど外れておらず、空港からのアクセスも近く、ノボテルやホリディイン、ホテルオークラも近い、何かと便利な場所にあります。


世界の大都市でやっているファッションウィークもオランダではここがランウェイのあるメイン会場ですし、様々な業界の展示会や、一般客も入れるインテリアの展示会とかキッチンウェアの展示会などもやっているところなんですが、実は中に入ったのは今回が初めてでしたビックリマーク


先生の説明を勝手にアンティークマーケット(骨董市)と解釈していたので、もっとカジュアルでガラクタみたいなものもあるのかと思いきや・・・あせる

(オランダにしては珍しく)高級感が漂う展示会で、“アンティーク”≠“骨董”だなと、自分の言葉に持つ印象が大きく違うことに改めて気づいたのでした。
なんと言いますか、ここは由緒正しい(?)、THEビックリマークアンティークの展示会でございました・・・にひひ

PAN Amsterdam という名で毎年行われる、正確には、アート、アンティーク、デザインの展示会)


初めは写真を撮れる雰囲気ではありませんでしたが、1周してからギャラリーの方と話したりするうちに「写真撮ってもいいよ」と言われ、他にも撮ってる人を見つけてちょっと安心し(笑)、せっかくなので最後に雰囲気も少しだけ撮ってきましたべーっだ!
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ザ・セレブな人達がシャンパン飲んでるバーなんて恐れ多くて撮れませんので、写っている人達にそれほどセレブ感はありませんが(笑)、入り口付近とか、会場の雰囲気は伝わるかな?!

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ブース1つ1つがギャラリーや宝石商やアンティークショップのブースになっていて、その数の多さに驚きました目
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セレブ感漂う方々はどこかのギャラリーやジュエラーの顧客で、ここにも買いに来ているんだろうけど、私たちはまるで美術館のような見応えのある絵画や陶器やシルバーウェアにジュエリーなどなどを眺めて、とてもいい目の保養になりましたラブラブ!


こちらはナント!!レンブラントのエッチング目
確かお値段2万ユーロ以上キラキラでしたが、安いんじゃないかと先生がおっしゃっていましたよ。
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ゼッタイに値が下がらないだろうから投資にオススメ!?なんて教室で雑談していましたが、実際のところ歴史的画家のエッチングの価値がいかほどなのかは、馴染みのない私にはさっぱり分かりません(笑)

このブースには他にもブリューゲルとか歴史に名だたる有名画家の作品が何点も…えっ

それにしてもほとんどソールドアウトのシールが貼られていて、さすがアップ


宝石のブースも山ほどあり、その輝きと大きさにため息が出るばかり。
ティアラなんて5万ユーロとかしたかしら!?
お金があったら、絵を買うよりこっちですよねドキドキ
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買えない私は、付ける機会もありませんけどね…ガーン

バンクリやショーメといったジュエラーのアンティークもあり、何だか近寄りがたかったですあせる


実は、私が1番テンションが上がったのはココビックリマーク
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浮世絵のブースアップ

オランダ人でライデンのシーボルトハウス博物館の企画展でも展示をしているというオーナーで、ロンドンにいた頃に浮世絵に出会ってはまってしまったのだとかひらめき電球

日本でも売っていたりもするらしく、私も留学先の大学で浮世絵のお勉強をしていたこともあり、話に花が咲きました音譜

浮世絵は版画ですから1点ものではないからかな?と思いますが、日本円にして数十万円で喜多川歌麿や・・・
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個人的には1番好きだった鈴木春信や、その他にも見慣れた作品がいくつもアップ
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やっぱり、私が欲しいと思うようなものは既にソールドアウトシールが貼られていましたが、相場が分からないので衝動買いはなかなか出来ないと思いつつも、このブースではかなり目が真剣になってしまった私。
(もし私が買うなら↑の春信ですね)

多くの日本人にとって絵画は普段美術館で観るものだと思いますが、「買う対象」として有名な画家の作品を観るという体験は、「自分の生活の中にアートがあったら?」ということを具体的にイメージすることでもあり、とても面白かったですニコニコ

ちょっと分かりづらいけど、教科書に載っていたようなギリシャ時代のお皿とか、中国のものも色々あったし、
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ほ~んとに色々なものがあって、盛り沢山でしたアップ
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今年は終わってしまいましたが、来年もまたぜひ行ってみたいです。
(それまでに浮世絵の相場のお勉強しようかな~笑)

入場チケットは15~18ユーロくらいで会場でも売っていました。


最後に、浮世絵関連で伺った情報を。

1シーボルトハウスで開催中の「歌川国芳秀作展」
2013年12月8日 - 2014年3月9日

2日本人にはあまり知られていない、
「(日本の版画)Nihon no hanga 」ミュージアム
*年に2回、春と秋の限られた期間しか開いていないらしく、ある意味幻のミュージアムですね(笑)
建物だったかお庭だったかが一見の価値アリと言っていました。
来年の秋は竹久夢二の企画展だそうで、忘れなければ行ってみたいです音譜



RAI の展示場のアクセスはこちら
Amsterdam RAI
Europaplein
NL 1078 GZ
Amsterdam


アンティーク展示会「PAN Amsterdam 」のサイト


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