最初に銃撃されたニュースを聞いたときは、

 

非常に驚いたし、

 

お亡くなりになったことは、怒りを通り越して悲しかった。

 

もりかけ問題、

 

国会での強引な採決など、

 

やり方に疑問を感じることもあったが、

 

これまで残した功績は非常に大きい。

 

 

 

 

 

まず、アベノミクス。

 

民主党政権時代、私は海外にいて、

 

韓国などの新興国の勢いが凄く、

 

本当にこのままでは日本はダメになってしまうと感じていたところ、

 

安倍元総理の再登場により、

 

民主党政権では、下がるばかりだった株価も持ち直し、

 

再び日本に活力がもどった。

 

金持ちが更に金持ちになっただけ、

 

結局、目標のインフレに到達できず、失敗との批判もあるが、

 

経済が徐々に回り始め、好転したのも事実である。

 

 

 

 

 

そして、平和安保法制。

 

集団的自衛権の一部を認めるものであるが、

 

野党などは、これを戦争法案と叫んで批判していたことが記憶に新しいが、

 

別に戦争法案でもなく、

 

集団的自衛権は、国連憲章でも認められているもの。

 

ただ、日本国憲法上、違憲での指摘は一理ある。

 

しかしながら、国際的には、集団的自衛権というのは、

 

普通の国家ではごく当たり前の考え方であり、

 

これがダメということにクエスチョンな外国人は多い。

 

国民の安全を守る以上、

 

同盟国と共闘などするというのは、当たり前であり、

 

片務的なものでは同盟、信頼は成立しない。

 

むしろ、これまでが米国におんぶにだっこということが異常なのである。

 

残念ながら、海外にいないと、パワーバランスというのは分からないし、

 

日本国内であれば、そういうことにもピンと来ないのも事実だが、

 

それではガラケーのようにガラパゴス化し孤立化するだけだ。

 

ようやく、日本が普通の国としての一歩を進めることができた

 

平和安保法制を成立させたことは、

 

日本の安全保障上、その意義は非常の大きいと思う。

 

 

 

 

最期に、

 

警備には怒りを少々感じている。

 

映像を見る限り、最初の一発目では、フリーズしたように、

 

全員動かなかった。

 

そもそも要人警護は、

 

要人を守れなければ意味がなく、

 

そもそも最初の一発目を打たれる時点でアウトであるが、

 

安倍元総理は、二発目の凶弾に倒れた。

 

少なくとも、一発目の銃撃後、安倍元総理を体を張って守れなかったのか。


明らかに警備員配置に問題があったとしか思えず、

 

残念無念である。

 

 

 

 

大きな病気とも戦いながら、国のために、

 

国を良くしようとして、激務を耐え抜いてきた人の最期が、

 

このような形になったことは、本当に忍びない。

 

本当にやるせない思いである。

 

どうか、安らかに眠っていただきたい。