文政権から尹政権に移行し、
おそらく韓国外務省は上告を断念して公開されるだろうと
みられていたが、予想どおり、
韓国外務省と挺対協との面会記録が公開された。
そして、こちらも大方の予想どおり、
当時の挺対協のトップ尹美香は、
慰安婦被害者や被害者支援団体の意見を聞くこともせずに
日本と合意したと執拗に非難していたが、
実は、事前に合意内容を知っていたことが
ようやく白日の下に晒された。
もともと、挺対協というのは、
慰安婦問題を解決させないように
裏でいろいろと動き、日韓関係構築の阻害になっていたわけで、
そして、事もあろうことに、
本来、支援すべき元慰安婦を金づるの手段として利用するなど、
支援団体としては、人道上あり得ない行為をしてきた。
今回のこの公開によって、
数十年間に亘って慰安婦問題という1つの懸案は、
解決に向け前進する可能性が出てきた。
尹美香に対する横領罪等により、
韓国の一般市民の挺対協(現正義連)に対する信頼は大きく揺らいでおり、
そして、今回の件で、より一層信頼を失われていくであろう。
もともとは、日本側の捏造から端を発した問題であるが、
ようやく、その縺れた糸が解きかけている。
そろそろ、口だけではなく、
本当の未来志向の日韓関係が構築されてほしいものだ。