以前、かかりつけ薬剤師のお話をしたとき、
でかおばさんから、
アプリ管理が便利だとアドバイスをいただきました。
早速、調べてみると、
お薬手帳のアプリって、いろいろなものが出いていて、
どれが良いのか、分からなかったりします。
一応、参考となる評価ランキングでは、
「EPARKお薬手帳」、「おくすり手帳Link」などが高評価のようです。
じゃあ、使いやすく、いろいろな便利な機能があって、
評価が高いのが良いのかというと、
そうでもないようです。
かかりつけの調剤薬局で対応しているアプリかどうか、
これが1番大事。
せっかく評価の高いアプリをインストールしても、
対応していないアプリだと意味がありません。
なので、私も事前にかかりつけの調剤薬局に確認して、
対応しているおススメのアプリをスマホに入れました。
●メリット
お薬手帳アプリをスマホに入れて感じたメリットは、
・調剤薬局が提示するQRコードを読み込むだけ薬情報が管理できる
・調剤薬局の訪問前に薬を注文できる
・お薬手帳情報を薬剤師とクラウドで共有できる
・日々の服薬管理がしやすい
・お薬手帳を持ち運ぶ必要がない
・家族の分もまとめて管理できる
・お薬手帳と同じように会計がちょっと安くなる
このなかで、私が一番感じているメリットは、
事前に、処方薬が注文できることですね。
以前は、調剤薬局に訪問して、
短くても30分、長いと1時間近く待たされていました。
これがアプリの機能で事前に注文できることで、
病院にいる間に注文を送って、だいたい10分~20分ぐらいで、
処方できたと通知がきて、調剤薬局に訪問すれば、
待ち順番に関係なく、数分でもらえます。
せっかちな性格の私には、メッチャ助かります
また、1回数十円ではありますが、
薬剤服用歴管理指導料の負担が軽減されるのも良いです
●デメリット・課題
デメリット・課題は、
アプリに対応していない調剤薬局が結構あって、
アプリがまだまだ普及していないこと
そして、それぞれのアプリに共有性等がないことですね
なので、現状は、アプリと手帳、両方を持たざるを得ない、
こうされている方も多いと思います
ただ、違うアプリ同士だったとしても、
(公社)日本薬剤師会のイニシアチブにより、
e薬Link®に対応しているアプリの場合、
異なるお薬手帳アプリの内容を、
相互に閲覧することを可能とした仕組みになっているようです。
e薬Link®に対応しているお薬手帳アプリは次のURLで確認できます。
今後、e薬Link®を中心にアプリ開発等されていくと思いますので、
まだ、アプリを入れてない方は、
このURLに記載されているアプリから選ぶと便利かもしれません。
ただ、個人的には、
基本的なお薬手帳アプリのプラットフォームなど基本設計については、
最初から、厚労省などが指針や基準を定めてくれた方が
いろいろなアプリが乱立したり、面倒にならず良かったなぁと思います。
今からでも良いので、患者に有益となる
お薬手帳アプリの共通・共有化を図ってほしいものです