ピッポッパッポッ
ピーヒャラヒャラ
ピコンピコン
ガーーーガーーー
この音でピンとくる人もいるでしょうね
その昔、
インターネットに接続するためには、
ダイアルアップ接続といって、
電話回線をPCに繋ぎ、
アクセスポイントに電話することで、
インターネットに繋がっていたもんです。
その当時、私も海外勤務が多く
また、出張で他国に行くこともあるのですが、
AOLとAT&Tに加入していれば、
世界中にアクセスポイントがあって、
どこでもインターネットに接続ができ、
仕事やプライベートに重宝してました。
特に、AOLのチャットルームは、
世界各地にいる人と
文字だけですが、
リアルタイムに
コミュニケーションがとれ、
当時としては画期的で楽しかった
おかげで、夜遅くまでチャットすることもしばしば。
起床するのが辛かったなぁ
独身だった頃、
Boy meets girl
のようなチャットルームもあって、
そこでの女性と
会話のやりとりというのは、
顔が見えないので、
どういう顔なのかを想像しつつ、
ドキドキしたものです
実際、一時帰国したときや、
近隣国で、
チャットしていた方とお会いしたりして・・・
楽しい思い出の1つです
私がやっていたそのころは、まだ、
ネットがきっかけで、
恋人関係になる、発展するということは、
それほど多くなく、
そうした出会いも懐疑的に思う人も
少なくありませんでしたが、
その後、徐々に増えていき、
ついには映画までできて、
社会現象にもなっていきました
その映画というのが、
You've got mailで、
非常に懐かしく思い、
ちょっと今、
ノスタルジーに浸っています
さて、なぜ、この話をするかというと、
病気になり、
今後も治療費がかかること等を考えると、
散財しているものは
きちんと把握・整理する必要があると考え、
カードの明細書をみると、
まだ、AOL、AT&Tの月額を
支払い続けており、
さすがに、今では、
Gmailなどのフリーの方が便利ですし、
もう10年以上使用していないことから、
この2つの契約を解約手続をしたところ
フッと、上述のような背景を
思い出したのでした。
電話で、
解約の意向を伝えますと、
両社とも、
私に対して、
長年ご契約ありがとうございました
というお言葉をかけれまして、
また、上述の思い出と重なり、
一時代が終わったような気がして、
少々さびしく感じるものです