夢をみるために…。 | 遠い空から来たCoo。

遠い空から来たCoo。

ブログの説明を入力します。






夢を見るために
朝目覚めるみたいな事
村上春樹が
言ってたな…




夢をみるために
眠るんじゃないんだね?




何から話そ?




父はね…




もう




生きてるミイラみたいで…




両足のないミイラ…




太もも付け根からない




でも




床擦れしないよに←看護師の仕事だけどね




向き変えるのに
母と持ち上げた




思ったより
重くて
安心した




意味もなく安心した




ふわり軽かったら
泣けてきたかも…




父は




たまに
掠れた小さな声を出すけど



感情なんか
わかる声じゃない




母はわかる




何で怒るの?と




母は父によく怒る




父が怒るからと




でも
父が怒ってるのか
怒ってないのかなんて
母にしかわからない




自分で食べるのも
リハビリ




食事は
全て粉々ドロドロ




気管に詰まったら
命取りだし




父は拒否する




不味いと




点滴と輸血が命綱




あっそ
なら食べんじゃない!
死んじゃいな!




母は怒る




哀し顔の父は




暫くして




枯れ枝のような手に
スプーンを持ち
おかゆを口に…




そうだよ
食べれば元気になるよ
元気になって
お家に帰ろうね?




父の頭を撫でながら
母は言う




この間
「熱でちゃったあ
ごめんねえ」て
お父さん泣いたの…




熱でると
アタシが心配で
辛いからだろうね?




初めて
お父さん泣いたんだよ




二度の切断も
どんなに
辛く苦しくても
涙ひとつ
流さなかったのに




そう母が
涙ぐんでた…




夫婦て何だろ?




どんな最期のために
連れ添うのだろ?




食べたいものある?




お刺身は?(父だけ持ち込みが許されている←粉々ドロドロにして)




お父さんが食べたいものは
何でも買ってくるよ
お父さんのために
アタシは
生きてんだから




母は笑顔で
語りかける




毎日毎日通い
10kgも痩せ




周りに止められても
休まず通い続ける




後悔したくないからと




アタシはね
お父さんがいたから
こうして
生きて来れたんだから




入る隙間はない




若い母




くぅの父親になりたいと
願った父




裕福な実父方に
置いといてくれたら




どんなに幸せだったかと
背を向けた日々…




ありがとうと
心で呟く




あなた達の娘でよかったと…




今更…




過去には戻れないから
過去は
全部時効




父の口癖だった




過去は時効…




そんな
寛容さは
まだくぅにはない




苦しみながらも
そう言いながら
生きてくしかないんだよね?




入院中は
何も助成はない




退院し
支給されるのは
おむつ代程度




両足失っても
退院したら
障害手当て?1万程度?




国は
お金のない年寄りは
早く
逝ってもらいたいだけ



最後は家がある?




一時期は
坪60万した土地も
今は
まるで価値がない




お金なく
老いることはできない




悲しい世の中だね?




さあ眠ろう




目が覚めたら
夢の1日が始まる




夢をみるために
目覚めるんだ




きっと




きっと




明日も笑顔で




きっと




明日も優しい心で




そう願いつつ…




おやすみなさい