旅 その4 (Last)
今日の佐久は寒く、身震いしています。 (最低気温は5.8度まで下がった様子)
朝の畑作業では 鼻水が出てしまいました。
これはパン屋 Lienのブログなので、今回は少し食についても書いてみます。
私は まだ パンについては知識がなく、名前までは覚えきれていませんが、
”おいしい!”と食べつくしたのは ウィーンのカフェ・モーツァルトでグラーシュと
一緒に食べたパンでした。 (カイザー、リュスティック、カンパーニュ etc・・)
オーストリアはライ麦パンが豊富で、ひまわりや、いろいろな実が使われ、
びっくりしたのは 岩塩の粒がトッピングされているものもありました。
さすがに塩気が強すぎて、取り除いて食べましたが。。
コーヒーはどこのホテルも そこそこ でしたが、感激したのはパリの最後の
お昼に カフェのテラス席で飲んだカフェ・オ・レ。
大振りのカップに ミルクとコーヒーの割合が絶妙で、私もこんなカフェ・オ・レ
を作ろう!と心に決めました。![]()
あと・・ワインはさっぱりし味のものが多く、おいしかった・・・![]()
実は、今まで ワインは二日酔いになることがあり、苦手だったのですが、
今回の旅行を終えてからは”人生観” いや、”ワイン観”が変わりました。
オーストリアは断然 白ワインです。 フランスは 赤。
そして私は 白ワインに魅せられました。
といってもワイングラス 1杯が私の限度ですが。。
スーパーマーケットで地元のワイン、パン、ハム、チーズ、果物を買い込み、
日本から持参したお吸い物を添えてホテルで食べた夕食は、カフェレストラ
ンに負けず劣らず美味でした。
きっと、それぞれ素材そのものがおいしかったからでしょう。
ウィーンでは オプショナルツアで ”ウィーンの森” ”バッハウ渓谷” へ
行きました。
↑ ↑
写真は バッハウ渓谷の小さな町 ”デルシュタイン”の船着場。
この街で 男はつらいよシリーズ ”寅さん ウィーンへ行く”の
撮影が行われたそうで、”寅さん通り” がありました。
ガイドは地元に36年も住んでいる、という日本人でした。
それぞれに個性があり、皆さん さすが、と思わせるものを持っていました。
その中で、オーストリアで結婚し26年。子供もいる、という方がいましたが
アジア系のハーフということで子供がいじめられないよう、一生懸命育てて
きたけれど、今は日本人とのハーフということで、お子さんが羨望の的に
なっていることがあるのだそうです。
それは日本の コミック (漫画)
今 ヨーロッパではものすごいブームみたいです。
そういえば、ウィーンからパリに向かう飛行機で隣り合わせになった若者も
”ありがとう”という日本語を話すので、「おや、まあ」と言ったら、「ネットで
日本のコミックをダウンロードしていつも見ているから覚えたんだ」とサラリ
と言っていましたっけ。
(大きい声では言えませんが、実は私も先月 ”花より男子/ファイナル”
なんぞを観たのですよ
)
さて、旅の締めくくりは パリ といきましょう。
着いた翌日は9月7日 第1日曜日。
何故か、、というと、第1日曜日は美術館や教会の入場料が ただ なんです。
昨年ゆっくり観る事ができなかった ”オルセー美術館”へ開館前に並び、
開館と同時にマネ、モネ、ルノワール、ゴッホ、セザンヌ、シスレー等々が
これでもか、と思うほど展示されている上階へ。
今回は作戦成功で、人ごみに押されることもなく、ゆっくりと、じっくりと鑑賞
できました。 o(^▽^)o
もちろん、ノートルダム寺院も、ルーブル博物館もも無料でした。
その晩は エッフェル塔の夜景もみて 目いっぱい歩きました。
☆ これは 昼間のエッフェル塔
最後に 恐怖の体験を・・・
パリのオペラ座を観ておこう、ということになり、4時過ぎに入館しました。
さすがオペラ座 で 絢爛豪華 !!
ポーズをとって写真なんぞを撮った後、トイレに行きたくなってしまい
ました。幸い無料トイレだったので入ったものの、出ようと思っても
ドアの鍵が開かない。。。。。
暫くガチャガチャやったものの どうにもならない。。。
「もうすぐ閉館時間。 兄もトイレを捜しに行ってしまったし、このまま
出られずに閉じ込められてしまう。。。」
もう 恥も外聞もなくドアをどんどん叩き、「Doorが開かないの~」
と英語でわめいたの(つもり) です。
暫くして、外側からも 鍵をガチャガチャやってくれる音がし、ようやく
開いた!
見ると、そこには白髪の男性がふたり。
女子トイレのなかで ドジな日本人救出を手伝ってくれていました。
そして、その奥様と思われるご婦人が 半泣きの私の肩をだいて、
赤ちゃんをあやすように ”トントン”と肩を叩いてくれたのです。
ほっとすると同時に、早く兄の顔が見たくてお礼もそこそこに
走り出してしまったのですが、今もあのご夫婦にきちんとお礼を
言えなかったことを心の底から後悔しています。
もし、叶うのであれば、
「ありがとうございました」 の思いが届いて欲しい。
オペラ座の怪人はやっぱり存在したのかな?
長い長い旅ブログ (というより 旅 横道ブログ?)になって
しまいました。
明日は新米シェフが戻ってきますので、ようやくバトンタッチです。


