12月に入り、年賀状やお歳暮の手配で何かと忙しくなるこの頃

早々に届く喪中のご挨拶葉書

何が良くて何が悪いかではなく、ご挨拶の中に、
故人を偲びその方への思いを自分の言葉で書いて送ってくださる方が時々あります。

今日届いたお葉書の中にもありました。
お母様を亡くされた主人の同僚からでした。

言葉の1つ1つに母親の生き方、母と過ごされた日々が伝わり
また、今年亡くなった永六輔さんの著書「大往生」に書かれていた言葉が、ありました。

「生まれてきて良かったと思いながら死ぬことができるでしょうか          そう思って死ねることを大往生と言います」

間違いなく「母は大往生だった」と私は確信しています

なんと羨ましい
互いを信頼しあっての6年の介護生活
私も義理の母のお世話をしていますが、理想です。
とても心の伝わって来る挨拶状にほろりと涙が出ました。

最近、生まれてきて良かったかなどと考えてきたことすらない。問うたこともありませんでした。
日々の出来事に流されていたような。ダメだなぁ〜。


だからこそ
私自身も「生まれてきて本当に良かった!」と両親、家族に感謝しながら人生を終えられるよう日々精進しながら過ごしていきたいと改めて感じた日でありました。