どこかスープ的なうた -178ページ目

クリスマスに、UFOに出会う確率

今となっては、
そこが何処だったのか分からないけど。
何処へ行こうとしていたのかも。

夜遅く、

不意に辺りが明るくなって、
やがて強烈な光に包まれた。

でも、眩しくはなくて、
何もかも、全てが真っ白になった。

鼓膜を押さえられているような感覚。

身体が宙に浮いたような気がして、
めまいかも知れなかった。

上も下も分からない。

どこか赤く、
ぼんやりとした人影が行ったり来たり。
それから銀色の何かに覆われて、

後は覚えていない。

ボクは誰だろう。

気が遠くなるほど何もないのに、
ひとつだけ、

キミの笑顔を知ってる。

大切なキミの記憶。

それだけは、
離したくないから。

守れて良かった。嬉しかった。幸せだった。

一番大切なキミ。

今はただ、
クリスマスを待ってる。