6月13日のシンデレラ | どこかスープ的なうた

6月13日のシンデレラ

彼女は
時間を知りたがったけど

僕には
教えてあげることが出来なかった

視線を落として

彼女が見つけた
僕の腕時計

もし

それを渡してしまったら
帰る時間を知られてしまう

君との時間が
永遠であってほしい

手が届くほど
近くで

彼女はあまりに美しかった

やがて彼女は行ってしまう

ガラスの靴はどこ?

彼女は
時間を知りたかっただけなのに

彼女の為に
何も出来なかった自分

その悔しさと
恥ずかしさだけが残った