少しだけ足をのばして、滋賀の信楽焼まつりに行ってきました。
本来ならばテントが集まって即売会が行われる予定だったこのお祭り。
先日の台風の影響が大きく、街中は土砂崩れで通行止め。
今回は、窯元やお店へ直接向かって楽しむというスタイルに。
はじめての土地に、どこから回っていいのやら...
車を停めて、地図を片手にひたすら散策するうちに、
なんとか窯元の集まった場所にたどり着きましたー。
喜びのピース！
辺りを歩いて見ると、焼かれる前のツボが並んでいたり、
窯の中が見られるようになっていたり、
気が付けば、足元一面が陶器の破片だったり！
廃墟のような空間に、
ドライフラワーになりそうな木の実がぎっしりと生い茂っているところもありました。
そして、
信楽焼...と言えばたぬき！
まさにそのとおりで、街中どこを歩いてもたぬき！たぬき！！たぬき！！！
窯の側を散策中に見つけたのは、
たぬきの型！
なるほどー、こうしてたぬきは作られるのかーなんて妙に納得。
この日は、信楽まちなか芸術祭というイベントも行われていたので、
いたるところに「これはタヌキなのか！？？？」と思うような
不思議なたぬきが立っていました。
これはカオナシ？？？
中には、こんなシュールなタヌキも。
そんな中、私の一番のお気に入りはこの子。
siroiro-ie(シロイロノイエ)という、何もかもが白く塗られたギャラリーの作品の一つ。
真っ白なたぬき。
形は定番だけど、白一色で塗るだけでなんかオシャレに見えてくるから不思議。
そして、たぬき以外にもたくさんの動物が...
そこはまるで動物園のよう！！！
何故だか理由は分かりませんが、
ペンギンもあちこちにいました。
かわいいー♡
朝からもう、ずーーっと歩きっぱなし。
歩き疲れて引き上げようかというタイミングで
ふらりと立ち寄ったこのお店はニャンコアイテムがたくさん。
箸置きやブローチ、器などなど。
色々な作家さんの作品が集まっていて見ているだけでもなんだか楽しかったです。
陶芸の森で開催されていたセラミック・アート・マーケットにも立ち寄りました。
所狭しと並ぶ作家さんの器を物色。
すごーくタイプな雰囲気の作家さんのブースがあったのですが、
中々手の届くお値段ではなくて...涙
こんな食器で食卓を囲みたい！！！という妄想だけ楽しませてもらい、
後ろ髪ひかれる思いでそそくさと退散。
結局この日の戦利品は、箸置きと醤油用の小皿。
小皿は、ハンパモノで1つ100円という格安っぷり。
お祭りだから出会える！こういう出会いが陶器まつりの醍醐味。
いつも器といえば、身近にある美濃焼や瀬戸物ばかりでしたが、
その土地によってそれぞれの味、雰囲気がある。
色々な焼き物を目で見て楽しみたい！と思う
いいきっかけになりました。
はじめての信楽。
夜ご飯を食べられるお店が少なくて、ちょっぴり困ったけれど、
のんびりまったり散策できて、
ゆっくり出来るカフェもあってとっても楽しかったです。
お散歩の旅。
ちょっとクセになりそうです♫