2月のこと。

もう結果も届いたけど、

検査について覚え書き。

 

(血とか生々しい表現あります)

 

「ついて行こうか?」

と何度か聞いてきた夫に

「一人で行ける」

って言ってたけど、

数日前になって

「やっぱり一緒に来て?」

と夫にお願いした。

 

仕事1日休んで、一緒に付いて来てくれた。

敷地内に、いろんな建物が並んでて、

なかなか見つからなかった。

 

「ここだね」

夫が指さした建物には、

ギリシャ数字で17と書かれてた。

「みんな普通にギリシャ数字わかるの?」

「うん」

夫がいなかったら迷子になるところだった。

 

待合室に行くと、

みんなパートナーが付き添ってた。

 

診察室へは一人で行った。

 

婦人科の診察室は、

学校の教室くらい広さの部屋に、

診察台、机と椅子、パソコン、ソファー。

必要なものが、ざっくり配置されていた。

カーテンとか、

パテーションとかない。

こっちの婦人科の診察室は、

だいたいこんな感じ。

 

まずはソファーに座って

問診。

40代くらいの女医さんだった。

英語に切り替えてくれたので、

話しやすかった。

「誰もが経験することだからね」

と何でもない風に話してたのが

印象的だった。

少し話をしたあと、

「それでは診てみましょう」

 

服を脱ぐところだけ、

パテーションで少し隠されてる。

そこでズボンと下着を脱いで、

下半身すっぽんぽんで、

診察台まで歩く。

 

そして診察台に座って、

脚を開く。

 

「こっちの画面に映るから」

右側の画面を見ると、

もう画面に映ってた。

毛穴まで丸見えだった。

 

「始めるね」

と器具を中に入れられ、

頸部が画面に映し出される。

 

そして、スプレーをかけられると、

一部分が白く染まった。

 

次に茶色のスプレーをかけられた。

白いところが茶色くなった。

 

「これから採取していくから。

見たくなかったら、上の画面見てて」

天井に設置されている画面には、

熱帯魚が泳ぐ画像が映し出されていた。

 

見ると痛くなりそうだから、

切っているところは見ないことにした。

 

「6時」

あれ?もう切られたんだ?

右側の画面をチラ見したら、

血が出てた。

 

それでも切ってる瞬間は見たくないので、

また天井の画面の熱帯魚を眺めてた。

 

何度か器具を出し入れされた後、

「はい、まず採取はおしまい。

次はエコーで子宮を見るね」

「痛いってネットで読んで

怖かったけど、

全然感じなかった!」

「よかった。

痛みなしの検査を目指してるから」

 

エコーで子宮を見た後、

検査はおしまい。

 

「タンポンとナプキン置いてるから、

自由に使って」

 

タンポンとナプキン、

個包装されていないものが、

そのまま小さなかごに入れられてる。

 

信じられない。

こんなに衛生概念低いなんて。

 

持参していたナプキンを使った。

 

「結果は4週間後くらいに、

郵送で、自宅と紹介元の婦人科に送るね」

 

なんだか疲れたので、

帰ってから横になってた。