2週間ぶりの、

Fさんとの逢瀬。

 

ホテルのフロントの人と、

顔見知りになったらしく、

楽しそうに談笑してたよ。

 

絶対、私以外とも来てるよね。

 

「顔見知りになっちゃった」

と笑いながらエレベーターに乗り込む。

はぁ…ほんとハンサムだよなぁ、

と横顔チラ見して思う。

 

いつものように服着たまま、

お喋りをする。

近況報告をしたあと、

脱いで脱がされて、

指で弄ばれ、

舐め舐めされて、

それから、ひとつになる。

大きすぎず小さすぎず

相性ピッタリだと思う。

しばらく楽しんだあと、

ちょっとFさんを攻めることにした。

 

初めてFさんの後ろの入り口に

指を少し入れてみた。

もう片方の手で竿をもてあそぶ。

絶頂に導くことができた。

 

「次はアヤカの番だよ」

「うーん、私もう満足しちゃった」

「そっか、

じゃあ次は絶対イかせるから!」

 

時間がまだあったので、

腕枕でくっついたまま、お喋りした。

Fさんは

先週末スキーに行ってたときの話を

してた。

「私も一緒に行きたい」

「ほんと?行こうよ。

いつ行く?」

「いつか」

「アヤカのところは

まだ子供小さいもんね。

でも俺まだまだスキー続けるし」

「80歳くらいまで?」

「うーん、75歳くらいかな」

「あと20年あるね」

「うん、20年あったら

いつかは行けるよね。」

「うん!」

 

キスをしたあと、

私の目を見て言った。

 

「アヤカ、ずっと

僕のそばにいてくれる?」

「うん」

「ちゃんとyesって言って」

「yes」

「約束してくれる?」

「うん…yes」

「いつもアヤカに優しくするし、

ジェントルマンでいるって

約束する」

「小指かして」

指切りげんまんした。

Fさんは面白がってて、

もう一回させられた。

 

こんなふうに、

ずっとそばにいて、

って言われたの初めてだったから、

嬉しい。

 

でも…

いつか、

はりせんぼん飲むのはどっち?!