先日、
監督・脚本 鶴橋康夫の映画『後妻業の女』をWOWOWでみました
邦画は、
訳をみなくてもよいので、
映画を色んな角度で愉しむ余裕が出来て嬉しい
この作品を見てすぐに、
よく見る俳優さんたちが、
この作品では物凄くエグく見えてしまうと思った。
だけど(そして?)、
このエグさが最後まで続いた…すごい
後半くらいかな
こんなにえげつく感じてしまうほどの映画を撮ったのは誰なの???と
とんと映画に疎くなった私が、
久しぶりに色々と興味が湧いてたのでした。
仁侠な映画は
十代の頃からよく見てましたが、
詐欺師の映画はあまり見たことがなくて
でも、邦画らしい展開に
自分の好きな展開に本当に愉しませてもらいました
昔、よく詐欺にあったという話をきかせてくれる方がいてw
その人の話を思い出しながら、
この詐欺師ワールドの
したたかで しなやかな世界を
満喫しました。
作品も楽しかったけど、
俳優さんたちの演技にも心から堪能してしまった
永瀬正敏さんの
『四十九歳(だったかな?)、二足歩行。散弾銃に…』といって、
動物病院に入るセリフは、
覚えの悪い私ですが、
ベタなシーンなのになぜかとてもツボで忘れられないw
この作品をみて、
金城一紀原作・監督 行定勲 の映『GO』を思い出しました。
この作品を映画館で見た時、
当時、私は窪塚洋介の俳優っぷりにメロメロの大ファンで、
まぁ、ほんとに彼の出演作品をよく見ていました
『詐欺師の女』のエグい感じに惚れ惚れした感覚が、『GO』のカメラワークに感動した感覚を思い出させたのです。
GOのカメラワークにハートを鷲掴まれw、GO特集の映画雑誌を切り抜いて玄関にずっと貼ってたミーハーぶり(←今も宝箱にあるw)
日本独特な映画の雰囲気
すごいと思わせる人たちがたくさんいますなぁ…しみじみ
余談ながら、GOの脚本は宮藤官九郎。
この映画にも大竹しのぶさん出演。
余談でもう一つ。
後妻業の女 での 津川雅彦さんの死に様な演技の美味さには、
ほんっっっとに感動
すごい!!
津川さんってば、
ほんっっっとにすごい