『宇宙兄弟』の単行本を結局一気に大人買いした私たち夫婦は、
その置き場を互いに委ねていました。
そして、放置されたように置かれていた本たちは、
ある日忽然と私の前からいなくなりました。
「おや？片づけた？」と私は思っていたら、
なーーーんと私が使っている部屋にどどーんと置かれていました
ちぃ～…仕方あるまい。
本棚がいっぱいなので
古紙の日を目指して久しぶりに本を整理することにしました。
久しぶりにアッツイ本を発見しました。
ページを開て読んでいたら、
「あ、わたし、同じことしているなぁ～」と思い出しました(^_^)
そしてまた いつものように本棚に戻る本です…
彼をご存知ですか？
私は昔昔ｗ、
深夜の番組で「芸術家」と語る人が、
家をもたずに「今日（今週だったかな？）はここにする」と
公園だったり、建物ではないところで生活している彼をみて、
こんな人がいるんだなぁ～と衝撃を受けました。
この生活している彼だけを撮っている番組もすごいなぁ～って
テレビを見ていましたｗ
しばらくして、
本屋さんに行くと、なんかごっつい名前の本があって、
手にとってみると彼の詩集だったんです。
彼は詩人でもあったのかぁ～と、
記念（笑）に買って帰りました。
毎回、本を整理する度に、
なかなかアッツイ本だよねぇ～と関心するのですが、
５冊も持っていたのだね、と
やっぱり毎回、
ひそかに自分に驚きを感じているのでありました…ｗ
「俺は自分をほめたたえる作品しかつくらない」濱田氏です。
ROW1 A-52
誰だって自分の一番望む景色を
一番前でみることができるんだ
自分が本当に望めばね
大好きなものを一番前でみることができる
だって誰かがかならずそこにすわるのさ
それは君であっても
ぜんぜんかわまわないはずさ
うしろでみていることはないぜ
さあがんばってごらんよ
一番前でみれるかもしれないぜ
望んでごらん
うしろにいることはない
心から望んでごらん
自然にすべてが動くぜ
ようは一番前でみたいって気持ちが
誰よりも勝ってればいいだけ
神様はそれをみてる
技術やキャリアじゃないのさ
努力や根性でもないしね
純粋に望めばいいだけ
一番前でみれるほうがいいにきまっているだろう
だったら望んでごらん
すべてはそこから始まる
自然にすべてが動くぜ
君の体もね
心配しなくていい
自然に自分も動いてるぜ
そして気がついたら
君が望んだ景色を
みることができてる
そして言えばいい
サンキュー 神様 あんがとよ
「駅の名前を全部言えるようなガキにだけは死んでもなりたくない」より
三代目魚武濱田成夫
おやすいごよう
俺は さいせん箱の前に立ち
ケツのポケットから
俺の最新詩集さっそうと とりだし
”神さんへ
三代目魚武濱田成夫 １１”
とマーカーで すらすらっと
サインして
ほんでそれから
さいせん箱へ俺のサイン入り詩集投げいれた
きっと神さん大喜びしとるやろな
おやすいごようでんがな。
新しいハブラシ
俺の好きな女が
新しいハブラシ買ってきてくれた
大事に使うで。
「俺には地球が止まってみえるぜ」より
三代目魚武濱田成夫