世界で最も人気のあるスポーツといえばサッカーですが、米国ではそれほど人気はなく、代わりにアメリカン・フットボールの人気が高いです。



海外掲示板での、両者を比較したやりとりをご紹介します。




●サッカーのことは何も知らないが、W杯を見て最高だと思ったのは、CMがないことだ! それはとてもスイートだった!


↑欠点は、いつトイレに行けばいいのかわからないことだった。


↑急いで用を足しているあいだに、3ゴールも入ってたよ。



ブラジル vs ドイツの試合で、ちょっと物を取りに行ってる間に4-0になっていた。



↑ゴールいっぱいでラッキーな試合だったんだよ。(サッカーはあまり点が入らないので)



●アメフトは疑いの余地なく、ヨーロッパとアメリカを分ける文化の壁だね。自分たちヨーロッパの人間はアメリカのテレビを見て90%くらいは理解は出来るけど、NFL(アメフト)となると頭が真っ白になる。とにかくラグビーボールを投げる変わったゲームなんだ。アメリカ人にサッカーは遅いと嫌味を言われるんだが、「はあ?」と言いたい。



●サッカーは理解できない。ポジションの意味もわからず混乱する。アメフトならゴールにある程度近づけば、ほぼポイントは保証される。フィールドゴールにより3点か、ゴールラインまで行って7点かだ。距離の闘いが重要になる。
(ゲームが止まる)ブレークのときに計算をするんだ。「50ヤードの位置にいるのであと20ヤード進めば、30ヤードラインに来る、そうすればフィールドゴールが狙える」といった風に。
だがサッカーは(そんなに見たとは言えないが)テリトリー争いはやりやすいが、だが意味はそんなにない。ゴールの近くにいると思えば、次の瞬間には別のゴール前にボールがある。すばらしいパスやすごい動きが無駄に終わることがある。アメフトだってそういうこともあるが、サッカーより少ない。





●アメフトは軍隊のようだよ。列を作るところとか、コマンドを叫ぶところとかね。19世紀の戦争の回想録みたいなものだ。



おもしろいのは社会主義のヨーロッパが超資本主義なサッカーをして、資本主義のアメリカが社会主義のフットボールをするというところだ。


説明すると、サッカーにはドラフトがない。年俸の制限もない。トップにいるチームはずっとトップだ。それからユニフォームに広告がある。
アメフトはドラフトがある。それは最悪のチームだったものが最高の選手を口説く権利を得るんだ。




●両者ともシンプルに言うと、相手にタックルされずに、ボールを取られずに得点しろというスポーツだ。




サッカーはアメリカでは無理。45分をコマーシャルなしだって? そんなテレビ局がない。

























日本ではサッカーと野球を比較されることが多いですが、ヨーロッパと米国では、サッカーとアメフトが比較されることが多いようです。


野球もそうですが、文化の差によって、根付くスポーツが違うというのも興味深いですね。

まあ最近では米国でもサッカーは盛んになって来てはいるようですが。






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