1とその数自身以外では割り切れない2以上の自然数「素数」が、どのような間隔で分布するかに関する新たな定理を米英の2人の数学者が見つけたそうです。


数学者からは「教科書を書き換える」との声も上がる成果。
素数は小学校でも習う基本的な数ですが謎も多く、新定理の結論は理解しやすい内容で、幅広い関心を集めそうです。


数が大きくなると、素数はまばらにしか見つかりません。
1~100の100個の中には2、3、5など素数は25個ありますが、同じ100個でも、10万1~10万100には素数は6個しかありません。
では数が大きくなると、素数の間隔は際限なく離れていくのでしょうか。
新定理は「そんなことはない」と否定する結果を示したそうです。



新定理では、どんな大きな数でも、600個ごとに区切ると素数が2個含まれる場合があると分かったそうです。
必ず2個あるわけではないそうですが、2個の素数が含まれる600個ごとの区間は無限に存在。
今後の研究で、区間の幅はもっと狭まる可能性があるそうですが、現時点では600が最小の幅ということです。























素晴らしい発見ですね!(^O^)/









英国出身でカナダ・モントリオール大のジェームズ・メイナード博士(左)と、米カリフォルニア大のテレンス・タオ教授。

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