ヒガンバナ属(ヒガンバナぞく、彼岸花属、学名: Lycoris)
学名の属名 Lycoris(リコリス)は、ギリシャ神話の女神・海の精であるネレイドの1人であるリュコーリアス(Lycorias)からとられ、種小名 radiata (ラジアータ)は「放射状」の意味で、花が完全に開いた時に放射状に大きく広がっている様子に因む。英語では、レッドスパイダーリリー(Red spider lily)、スパイダーリリー(Spider lily)などの花名がある。
日本では、水田のあぜ道を荒らすモグラ等の害から水田を守るために、水田付近に植えられた。
だからあぜ道が似合う花になったんだね、きっと。
球根は有毒と言うか猛毒ですが、毒抜きをして飢饉の時の救荒作物としても利用された。
毒があるから普通は食わない、飢饉の時には毒抜きと言う手間はかかるがでんぷんを得られる大事な作物。
だから「とったら駄目」と言われ続けてきた。
「彼岸花を家に持ち込むと火事になる」なんてことわざもあった。
彼岸花は、花が咲いてる時に摘んでしまうと、翌年以降はもう生えないから。
地方によって毒性の強さが違う。
なので、地元に伝わる「毒抜法」じゃないと危険。
今更、彼岸花を喰う人もいないだろうけど(ユーチューバーがやったりして☆)