お次はコンヤ。
13世紀、セルジューク朝の都として栄えた古都。
旋回舞踊で有名なメヴラーナ教の総本山があり、今なお宗教色が色濃く残る。
メヴラーナの舞は、印象的な白い衣装で円を描きながら廻る独特のスタイル。
旋回しながら忘我の境地に達し、神と自分との合一を目指すという。
インジェ・ミナーレ神学校。
インジェは「細長い」、ミナーレは「尖塔」の意味。
外観の繊細な装飾が見られる。
1267年にイスラム神学校として造られた。
(メヴラーナ教はイスラム教の宗派の一つです)
メヴラーナ教とは「我が師」の意味で、教団創始者のジェラルッディン・ルーミーのことを指す。
左の青いとんがり屋根の下には、メヴラーナと名僧達の棺が置かれていることから。メヴラーナ霊廟とも呼ばれている。
内部では教団の舞踊の際に着用した衣装や、儀式用道具などが展示されている。
メヴラーナ博物館の入り口。
中は残念ながら撮影禁止。
土足も禁止なので、こんなビニール袋を重ねます。
中の様子をどうしてもレポートしたかったので、テレビの映像で流れてる分をわざわざカメラに収めてきました。
色んな人に不審な目で見られました…
入るとこんな感じ。
さっきの青いとんがり屋根の下。
たくさんの棺が置かれてました。
一際大きくて別格扱いだったのが、メヴラーナの墓。
私が行った時はタイミング悪く見れなかったけど、実際に舞が見れるみたいです。
たしか、右手が「神からの愛」、左手が「他人への愛」を表していて、
自分の体を通して皆に愛を与える意味らしい。
忘我の境地を目指し、三大欲求さえも滅していく。。
とても真似出来ないです。
顔が逝ってる…
この人はメヴラーナ教団創始者ジェラルッディン・ルーミーさん。
ルーミーさんの奥に微かに見えてるのが、旋回している様子。
尋常ならざる光景です。。
私、こういう宗教系好きだから、意外にかなり楽しみました(笑)
色んな宗教と出会う度に
こんな考えがあって、それを信じる人がいて、世界は回ってるのかー
ってしみじみ考えたりします。
別に変な意味はあんま無いのでご安心を。