エフェソス、美しい建築群が物語る、世界最大級の都市遺跡。





BC11世紀、ギリシアからやってきたイオニア人によってエフェソス近郊に都市国家が建設された。


湾岸の植民地として交易によって発展したが、BC287年、リシマーコス帝統治下の時代に、川から運ばれた土砂のため港が埋もれ、疫病が蔓延。


やむなく海から4.5キロ離れた現在の場所に遷都した。


この町の黄金期はローマ帝国支配下のBC130年頃、約10万人が暮らしていたと推定される。


当時は、ローマ、アレクサンドリアに次いで3番目に人口が多い町として繁栄し、数々の国際会議も開かれた。


また、キリストの死後、使徒ヨハネが聖母マリアを伴って移り住み、余生を過ごした地としても知られている。





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ヴァリウスの浴場。


BC2世紀に造られたハマム。(ハマムとはトルコ式お風呂)


当時、この町に入る者は消毒として前身に漆喰を塗り、その後、浴場で体を洗ったといわれる。





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とりあえず、天気が良くて素晴らしい。


前のクロアチアの時といい、結構海外旅行は天気に恵まれてる気がする!




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上から見下ろすとこんな感じ。




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オデオン。


約1400人を収容できたという会議場。


当時は上部が屋根で覆われていたという。


この町にいた約450人に議員が会議を開くためにも使用されていた。





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遠くに見える柱がプリタネイオンの柱。


BC3世紀に建てられた市議会堂。


高官たちによる会議が行われていた。


中央にはかまどがあり、女神へスタの聖火が昼夜灯っていたといわれる。





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勝利の女神ニケのレリーフ。





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クレトス通り。


ヘラクレスの門からセルスス図書館まで続く通り。


道の両側には有名な議員や医者の石像が並んでいる。


任期を終えて交代の際には、石像の頭部のみを外して現職者のものと交換した。




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頭部だけ交換性のため、頭部だけ無くなってます。





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ハドリアヌス神殿。


美しい彫刻がアーチに残る。




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4世の10倍ズームで彫刻アップ!





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トラヤヌスの泉。


135年頃、トラヤヌス帝に献上された泉。


手前は水道、奥の池は鏡としても使われていた。


夜間は泉の回りにトーチをかかげていたので、その明かりでレリーフの影がゆらゆらと揺れ、とても幻想的だったという。





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セルスス図書館。


エフェソスのシンボルともいえる美しい建物。


1階はイオニア式、2階はコリント式と様式の異なる柱で造られており、


正面には知識、学識、聡明、高潔を象徴する4体の女性像(レプリカ)が置かれている。


2世紀、この地を統治したセルススを偲んで息子ティベリウスが建立。




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下から見上げるとこんな感じ。





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公衆トイレ。


長いベンチに穴がいくつも空いている。


汲み取りの管理もしっかりされており、手前の水路の水でお尻を洗うなどかなり衛生的だったようだ。




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娼館への案内図。


足は方向、十字は十字路、女性は娼婦、ハートは愛を表しているといわれている。




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大劇場。


約2万4000人を収容できたというトルコで最大級の円形劇場。


BC3世紀に完成した後、ローマ時代に増築された。


今でもコンサートなどで使われることもあるらしい。




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良い感じに撮れた猫氏。


トルコには野良猫と野良犬がいたるところにいてます。


でもちゃんと避妊&去勢手術されてるのが多くてびっくり!




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ラブラブなカポー発見。


ちょっと怖いけど。








…結局長くなってしまったー!!

やっぱり遺跡って好きです。


自然遺産も好きだけど、文化遺産はもっと好き。


トルコにいながら、アンコールワット遺跡(カンボジア)みたいだなーって思ってました。←



こんな感じでまだまだ続きます。。