懺悔 5
卒業式のシーズンですね娘の高校の卒業式の事。校長先生が挨拶の時、開口一番「まずは皆様、3年間の御弁当のお支度お疲れ様でした。朝早くから本当に大変だったと思います。」まさかいきなりお弁当の事を労っていただけるなんて思ってもいなかったので驚きました。と、同時にこの校長先生の人間性に触れ温かい気持ちになったのを覚えています。周りの保護者の方々も涙ぐんでらっしゃいました。子ども達が高校から大学の期間は仕事の終わるのが夜遅く、朝は本当に起きるのが辛かった。寝ぼけてフライパン落としたりが、しょっちゅうだったあの日々そんなわけで私のお弁当なんて作り置きか冷凍食品を駆使したもので、朝から電子レンジが絶え間なくチーンチーン鳴り響いているようなシロモノだったのにまさかこんな言葉が頂けようとは…!(別に私にだけ言ったわけではないのに感極まり過剰に受け止めている)その後暫くして娘とふとした話の中で「高校や大学の受験勉強中は本当に大変だった。食べる事しか楽しみがなくてあの時は毎日のご飯が生き甲斐だったなー」と聞いてそこまでご飯にすがっていたとは知らなかった。確かに朝から晩まで机に向かい、よくやるなとは思っていたけど辛かったよね。そんなにご飯に頼っていたとは知っていたならあの時期だけでも数ヶ月頑張って、好きな物てんこ盛りの豪華な食事を作ってあげれば良かったとまたまた後悔しきりの私でした。まあ後悔した所で、たいして料理が上手くもないのですごい物が出来上がるわけでもないのですけど。ブロガーさん達の記事で美味しそうな料理を拝見すると「お子さんは(ご主人は)幸せだろうなあ」と羨ましい気持ちになったりもします。そんなわけで桜の季節になると毎年あの校長先生のお話を思い出し、懐かしさと共に深く反省する私なのでした。