2018年4月、24時30分頃にアムステルダム経由でルーマニアのブカレストに到着。
私はそんなに偏見や先入観が強くないと思っているが、
ルーマニアと言えば、治安が悪い、ジプシー、マンホールチルドレン、
外国人に対するぼったくりや差別…などとあまり良いイメージがなく、極めつけは2012年に日本人学生が
空港のタクシー運転手に殺される事件であった。
「地球の歩き方」でも、とにかく治安に気を付けるよう警告があり、
普段の海外でも気を引き締めている方だが、
今回のルーマニア渡航を前に、さらに警戒レベルを上げていた。
今回の渡航で一番心配だったのは、空港から宿への道のり。
ルーマニア通の友人に相談すると、
そもそも深夜着じゃない便はなかったんですか、との言葉にショックを受けた。
それほど治安が悪いのか、ということ。
「地球の歩き方」には、タクシーの専用呼び出しフォンを使えばよい、
と書いてあったが、宿に迎えを頼むのもよい、ともあった。
おそらく割高だが、結局30ユーロで宿に頼むことにした。
到着ロビーには、ホテルの名前をスマホの画面に出した若い男性が
待っていてくれた。
空港の駐車場で会計を済ませ、出発。
英語は話せないんで、ごめんなさい、と謝られ、
沈黙のまま市内の宿へ。
無事に宿に着いたのは25時30分頃。
洗った髪を乾かすために、テレビを付け時間をつぶす。
ルーマニア語はフランス語と同じロマンス系の言語のため、
ニュースが何のテーマなのかくらいはわかってうれしい。
-ulといった後置冠詞にも萌える。
宿はブルガリアやトルコ方面のバスターミナルFilaretの近く。
この翌日(というかこの日の朝)、ブルガリアのヴァルナへと向かった。