モスクワから400kmほど東にある
ヴォルガ川沿いの都市ニジニーノヴゴロド。
ソ連時代はゴーリキーとも呼ばれ、軍事工場が集中していたことから、
外国人の立ち入りが禁止された閉鎖都市であった。
到着した際には、0時を過ぎていたため、
空港公認のタクシーを呼んで、市内へ。
出発の際は15時台の飛行機であり、
学会を主催した大学の先生がタクシーで、
ハンガリー人の同僚と一緒に空港まで送ってくれるということで、
滞在先のホテルから、その同僚がいるホテルまでタクシー移動。
ハンガリーのその大学とニジニーノヴゴロド大学との
協定の原本を別のキャンパスに取りに行くということで、
空港まで寄り道。
しかし、その原本を受け取るのに時間がかかったうえ、
その原本にミスが発覚したようで、
本来であればハンガリー人の同僚はロシア側のサインをもらった原本を
持って帰りたかったが、
ロシア側のサイン付きの新たなバージョンの協定を持ち帰り、
ハンガリーから再度ロシアに郵送する羽目になったようだ。
なんともロシア的な話の騒動の上、
何気にチェックインの締切時間ギリギリで空港に到着。
これもロシア的。
ハンガリー人の同僚もそうであったが、ギリギリのチェックインに
やきもきしていたようだった。
ターミナルは最近新しくなったようで、古い建物はサッカーW杯の
シートで覆われていた。
学会に参加していたポーランド人の同僚3人組も同便であった。