2017年6月のアエロフロート、モスクワ・ヘルシンキ間にて。
機内に入ると、窓際だった自分の隣に母と子、
父親が別の席だということで、北欧の方らしき家族に
席の交換を頼まれる。
短距離線だったので、後ろの列の真ん中の席となったが
我慢することに。
その結果隣になったロシア人女性が、機内で
学会に行くという同僚と挨拶していたことから、
その女性も同業者であることは察しがついた。
疲れていたので、会話は特にしなかった。
が、上の空調を止めてあげた際に、ありがとう、と言われる。
その後、学会の懇親会で挨拶をし、
向こうも機内で隣だったことを覚えてくれていた。
ただその際も懇親会の規模が大きかったこともあり、
お互いを詳しく語ることはなかった。
しかし帰りの飛行機(アエロフロート運行の便の欠航の連絡が事前にあり、フィンエア運行に振替)でも、なんと席が通路を挟んで隣になった。
この際には、詳しいお互いの話になり、
ロシアのニジニ―ノブゴロドの大学の教授で、
今年12月に学会があることを教えてくれた。
当初は時期的にも予算的にも、検討の余地があったが、
結果参加をすることに。
飛行機で往復ともに隣になっていなければ、
ニジニ―ノブゴロドにも行かない予定だった。
こういった偶然の積み重ねの出会いは大切にしたいものである。