ロシア南部に位置するカルムイク共和国。
住んでいるのは17世紀にモンゴル・中国の辺りから
移り住んだモンゴル系のカルムイク人。
チベット仏教を信仰していて、ソ連崩壊後に
信仰の自由が戻り、寺院が再建された。
比較的中心部にある、仏陀釈迦無二金色堂。
シャクスン・シュメという郊外の寺院。
仏教の絵師はソ連時代粛清されたので、
チベットやインドから招聘したり、
留学させたりした。
モンゴルのゲルと同じテントの中にある、
「モンゴル・オイラート遊牧文化博物館」で説明をしてくれる
館長さん。
ステップが続き、羊を中心とする遊牧が今でも残っている。
ラクダの養殖も行っていた。
カルムイク共和国の国旗にもなっている蓮。
言葉はカルムイク語とロシア語が共和国の公用語で、
国家機関の表示は2言語だが、
ソ連時代からの影響により、ロシア語がカルムイク人の事実上の母語となっている。
エリスタで3日間を過ごし、車でアストラハンへ。