2016年8月の成田・モスクワ間のアエロフロートで、
学生時代の知人(先輩)と隣席になった。
知人と同便になることはこれまでにも何回かあったが、
まさかの隣席は、通路を挟んでとはいえ初めて。
搭乗時に、社名の入った荷物が目に入り、
何かの仕事かな、とくらいに思っていた。
通路を挟んでも、挟まなくても、
例え長時間隣り合って過ごすとしても、
隣席の人の顔は実はよく見ないものである。
横顔で見るとどこかで見たことがあるのだが、
思い出せない。
明らかに仕事をしているようだったが、
パソコンが会社のもののようで、その人の名字のシールが貼ってあり、
確信した。
話しかけてみると、やはりそう。
向うも私の名前を憶えていてくださってよかった。
この時点でシベリアは通り過ぎており、
残り時間は3時間ほど。
学生時代の知人(先輩)であったが、
卒業後、すっかり疎遠となっていた。
それを取り返すように、お互いの近況報告に夢中になり、
あっという間にモスクワに到着。
同僚の方々5-6人と機内に散らばっていたようで、
ロシアに1か月ほどの滞在だとか。
彼女のパソコンのシールを見なければ
気付かなかっただろうし、その名字も結婚後の名字であったら
わからなかっただろう。
何という、そしてうれしい偶然であった。
名刺を交換し、FBの友人申請をした。
もちろん機内で記念撮影。