成田に到着して、荷物受取場で荷物を待っていると、
コンベアーを流れている空のトランクに
紙が貼ってあり、自分の名前が書いてあった。
嫌な予感がして、係員に問い合わせると、
荷物が遅延したとのこと。
話によると、JAL便でパリからその日の夕方に着く可能性があるが、
念のため、最後の荷物が出るまで待っていてほしいとのこと。
パリの空港で自分の荷物が載せられるのを見た、
というと係員の人は不思議がっていた。
結局荷物が出てくることはなく、
用紙に自分の住所を書いた。
辺りに人はほとんどおらず、
係員の人が税関の旅具検査場まで付き添ってくれた。
私の他にも紙には名前が書いてあったため、
同様のケースがあったのだろう。
パリで飛行機の真下にまで自分の荷物があったのに、
搭載されないのは考えにくいため、
おそらくアムステルダムで搭載されなかったのだろう。
その後2日して無事に荷物は届いた。
初めての経験であった。