世界探訪空港物語~シェレメチェヴォ国際空港~ | 飛行機に乗って

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飛行機が好きです。
機種とかよりも航空会社やエアライングッズ、空港が好きです。
旅先で乗った飛行機や、使った航空会社、集めているエアライングッズについて、報告します。
行先は東欧・北欧と偏りがあるので、あしからず。
利用する航空会社は主にスカイチームです。



大学の授業を休講にして、その分を補講しなければいけない機会があった。
その授業は25人の受講者がいて、所属の学部もまちまち。
全員が来れる授業以外の時間を見つけるのは困難であった。

本来であれば来れない人用にも同一内容の授業を補講するべきであったり、
補講に来れない課題に別の課題を課すことも必要であったが、
色々面倒なので、思い切って伝説の番組「世界探訪空港物語」を見せることに。
学生には番組を見た感想をレスポンスカードに書いてもらい、
補講に来れなかった学生には、DVDを貸して授業外で見てもらい、
レスポンスカードを書いてきてもらうというもの。

補講の時間である1限は8時40分の始まりであったが、さすがにかわいそうなので、
番組(CMを抜いて45分ほど)の時間を考えて、9時15分の開始にした。

久々に自分の家のビデオからDVDディスクにダビングをして、
事前に教室の機械で再生できるかをチェック。
補講に来れなかった学生は10人くらいいたのだが、
なるべく早くDVDの貸し借りが進むようにDVDを2枚焼くという
気合の入れぶり。

番組中では「ソ連時代のイメージを一新」した空港やアエロフロートのサービスが
強調されており、学生にも現代のロシアという印象が強く残ったようである。
その点で最も鋭い感想だったのが、
「ロシアは開けているといっていたが、逆にソ連時代のロシアを知りたいと思った」というもの。96年生まれの今の学生にとっては、まさにその通りである。

アエロフロートの夏服の赤や機内のオレンジ、また番組中で取り上げられた
ボスコスポーツのジャージの赤も印象に残ったようで、
「ロシアは派手な色が多い」「赤系の色が好きなのか」といったコメントも目立った。

高校時代にウラジオストクやサハリンなどの極東に行ったことがある学生は、
今回のヨーロッパ的なロシアが印象に残ったようである。

「看板や注意書きのキリル文字がある程度読めるようになっていたことに気付き感動しました(笑)」
「”ようこそ”というロシア語がたくさん使われていた。観光客相手には当たり前のように
使う言葉なので、これはしっかり覚えておくべきだ」
といった感動的なコメントを書いてくれた学生もいた。

「実際にロシアに行ってみたくなりました」
「ロシアにさらに興味がわきました」的なコメントはもちろん、
「実際に旅行に行っている気分になれて楽しかった」
「飛行機の座席がエコノミークラスでも革が使われているので、
一度乗ってみたいです」
「アエロフロートを利用してぜひ一度ロシアに行ってみたいと思います」
など、飛行機好きの自分としてもうれしいコメントがもらえ、
よい補講となったのではないかと何より。
来年以降も使える教材である。