この2,3年のアライアンスの縛りによって、
近いうち、これまでで一番利用したことのある航空会社になるかもしれない。
全体的に、西欧的なスマイルが印象的で、接客に好感が持てる。
その点でアエロフロートより安心感がある。
またエールフランスは、Monsieur, Madameなどフランス語独特の
言葉遣いに気品を感じるものの、ちょっとした応対に
やや尖った印象を受けることがある。
その点でKLMの接客はちょうどよいかもしれない。
3月の旅行で印象に残った接客(いずれも他の乗客に対して)場面を3つ紹介する。
1.
ワルシャワ・アムステルダム間でのドリンクサービス中、
小さな子供をあやすためにより目の変顔を数秒間したCAのおじさん。
2.
アムステルダム・東京間。
自分はビジネスの後方に乗っていたが、
着陸直前は仕切りのカーテンがなくなるため、
後ろのエコノミーコンフォート席が若干見えていた。
非常口前のオランダ人乗客らと何やら楽しい話で盛り上がり、
結構大声で笑っていたCAのおじさん。
日系の航空会社にはないフランクさかもしれない。
3.
アムステルダム・東京間。
自分の席からちょうど見えたビジネスクラスとギャレーの間の空間(写真参照)で、
夕食が終わってひと段落したころ、オランダ人CAが
まだ乳飲み子を抱える日本人お母さんを、乗務員のシートに
座らせて、シートを囲むようカーテンを閉めてあげていた。
おそらく授乳させてあげていたのであろう。
男性なので、こういった女性の苦労を日頃意識する機会がなかったが、
CAの心遣いに結構感動。
他の航空会社でも実践されていることだろうか?
またあのカーテンは、こういった場面での
プライバシー保護のためにあるものなのだろうか?