いまや当たり前になったコードシェア。
便によっては2社どころか5社で運航することもある。
しかしLCCと一般の航空会社とのコードシェアでは、
サービスにばらつきが出る。
例えば、カンタス航空とJetstarによるコードシェア便では、
どちらの航空会社の便名でチケットを買ったかによって、
機内のサービスが異なると聞いたことがある。
LCCのairBalticとエールフランスのコードシェア便でも同様。
2013年の11月にリーガ・パリ間のコードシェア便に乗った際、
エールフランスでチケットを買っていた。
airBalticの有料の機内サービスの際に、
自分だけ軽食が渡された。
その際は黙って受け取ったが、
自分だけ渡された理由がわからなかった。
今回リーガからパリ経由でサンパウロへ行った2014年3月末と4月初めに
同じパターンでこの路線に乗る機会があったため、
リーガ・パリ線でCAに聞いてみようと思った。
エコノミーの最後尾に座っていたが、
前でCAがリストを見ながら軽食を配布しているのが見える。
自分のところに来て、「あなたは(下の名前)ですか?」
と確認されると、軽食を渡された。
ここで「これはエールフランスのチケットで買ってるからですか?」
と尋ねると、「そうです」の答え。
リストをちら見すると、数名の名前が記されていた。
復路のパリ・リーガ間でも同様に軽食が渡され、
自分の後ろに座っていた人たちにも、
名前の確認ののち軽食が渡されていた。
ちなみにこの軽食は機内サービスで購入すると5ユーロ。
水と、ハム・チーズ・きゅうりが挟まったクロワッサンである。
ちなみに往路はコップ付であった。
便によっては、軽食の入れ物に席番号と
名前が書かれていることもある。
この路線は、自分が今回買った日本・オランダ間、
フランス・ブラジル間のKLM・エールフランスの便に比べて、
予約クラスが高く、マイル加算率が高い(25%と50%)。
チケット代にしっかりとこの軽食代も含まれているのだろう。
残念なのは、エールフランスとKLMが共同経営でも、
KLMとのコードシェアによるアムステルダム・リガ間ではKLMでチケットを買っても
軽食の無料サービスがないということ。
今回はリーガからアムステルダム行きとパリ行きに乗った。
奇遇にも日本帰国のアムステルダム行きは、パリ行きと
同じ時間帯で搭乗ゲートも隣。