飛行機に乗り遅れる | 飛行機に乗って

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飛行機が好きです。
機種とかよりも航空会社やエアライングッズ、空港が好きです。
旅先で乗った飛行機や、使った航空会社、集めているエアライングッズについて、報告します。
行先は東欧・北欧と偏りがあるので、あしからず。
利用する航空会社は主にスカイチームです。


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どんなに飛行機に乗ろうと、なるべく不可抗力を予想して
空港には早めに着くようにする。
特に海外は不可抗力(特に渋滞やチェックインカウンターの混雑)が多い
気がするので、結構気を張ってしまう。
出発が朝の時も、寝坊しないように目覚ましの設定を何度も確認する。

海外の空港では、搭乗時間にはなるべくゲート前にいるようにしているが、
日本の空港は地上係員が親切なので、
最近は買い物などをしているときは、搭乗時間の5分から10分後に行くこともある。

唯一乗り遅れたとしたら、2011年3月にFinnairに成田から乗った際、
時期柄ガソリンが成田に不足していた頃で、名古屋に給油したため、
乗り継ぎ便に乗れなかったとき。これはすでに成田でわかっていたため、
別便のairBalticに振り替えられたわけだ。
つまり自分の不注意で乗り遅れたことは幸いにもない。

関西が実家の知り合いは、帰省の度に飛行機を利用するので、
電車と同じ感覚なので危機感が希薄と言っており、
国内線、国際線を数回乗り遅れたことがあると自慢(?)していた。


今月ラトビアへ行く際にモスクワで乗り継ぎ中、
ターミナル内を散歩していた際に怒鳴り声が聞こえたので
近づいてみると(野次馬です)、どうやら飛行機に乗り遅れた様子。
どんな会話なのか、時間があったので何食わぬ顔で
近くのベンチに座って話を聞いていた。

家族連れで、お父さんらしき人が係員3人に
「ここにずっと座っていたのにどうして呼んでくれなかったんだ」と怒鳴り、
娘らしき女の子は泣き散らしている。
どこ行きのフライトかは確認しなかったが、
格好からしておそらくリゾート地だったはずだ。

人の顔を記憶する自分の記憶力にもびっくりするが、
自分がこのゲートの反対方向へ散歩している際、
免税店に入ろうとしたら、この家族が出てきてゲート方向に行った気がする。
そして散歩を終えてこのゲート方向に戻ってきたら、この修羅場。

推測するに、家族がゲートに来た頃には
搭乗は殆ど終わっていて、乗客の列がなかったと思われる。
なのでまだ搭乗は始まってないと思って(もしそうならどれだけ呑気なんだ)、
ベンチに腰を掛け、不運にも呼び出しのアナウンスがなく(あったかどうかは
定かではないが)、搭乗が締め切られたのかもしれない。

5分くらい家族と係員のやり取りは続き、
その後全員揃ってどこかへ行った。

自分が乗り遅れたことがないので、どのような手続きがあるのか
それはそれで興味がある。
この場面を見ていて思い出したのが、
2007年のシェレメチェヴォ空港でリーガ行きのフライトを待っていた時。
搭乗時間になってもゲート前に係員がおらず、
乗客の列もなかったため、ずっと待っていたら、
ゲート自体のドアは開いていることに気付く。
そのゲートは階段で下に降りていくタイプで、
係員は階段を降りたところにいた。
自分がゲートからのバスに乗り込むとバスは出発し、
おそらく自分が最後に搭乗口に来たことにゾッとした。

乗り遅れた人を見たのは、以前にリーガ空港で一度ある。
ロシア人のおばさんで、「係員さん、搭乗終わっちゃったの?」
(平然と)「終わりました」「嘘でしょ、どうすればいいの?」
「チケットデスクに行ってください」…というやり取りを耳にした。