私が居る都道府県内でも非常にレアな存在だったまぶた裏側(結膜側)からの眼瞼下垂手術。
新たにこの手術を始めていきたいという病院さんがあり、そこにどんな設備が足りていなくて、何を導入・購入する必要があるかアドバイスしている昨今です。
これが相当大変な作業。
これまでまぶたの手術をさほどやっていなかった場所にオペできる体制を作るって・・こんなに大変な事だったのかと、非常にいい経験になりました。
これは別に医療だから手術だからではなく、新しくラーメン屋さんをオープンする時だって同じくいろんな道具を揃えないといけなくて大変なんだろうな。
立ち上げって労力やばいですね
非常に高額な機器導入の際は神経を遣います。本当にこれが必要なのか、もっと安いメーカーのやつでもいいのでは・・でも業者さんに連絡して見積もりが出るまでまた時間かかっちゃうし。などなど。
自分ではこのオペをやるのに必要な器具はそんなに多くは無い・・と思ってましたけど全然その認識は間違いでした死ぬほど色んな道具や薬、消耗品を具体的な型番まで明確に指定して揃えないといかんです。詳しく無い人に「適当に揃えといて」とは任せてはいけない予感もする
入手しやすい国内メーカーの器具はいいですが、それでも廃版になってたり、海外の器具で輸入してくるのに数ヶ月近く期間がかかるとか、色々あります。お金さえ出せばすんなり揃うものばかりでは無いですね。
医院の新規開業でも無いのに、かなりの金額が動きます。医療器具の卸業者さんにとっては本当にアガるビジネスチャンスなんだろうなあ。
ただ新品の設備や器具が徐々に揃っていく様子は清々しくもありますね
あとはこれまでこの手術に従事していなかったスタッフのうち誰がオペに入るのか。そしてそれでその人たちが帰らないといけない時間に間に合うかとか、そういう要因も絡むと人員配置も悩ましい。
新たなる場でも結果が出ますように。