地方都市にも眼瞼診療の種をまく | まぶたを治す道 〜眼瞼下垂はあとかたも無くすぐ治る〜

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瞼の手術治療に関するブログ
現状治らない疾患の治療法発見に興味があります。その為には古い慣習や常識にはとらわれません。未来の医療の構想のようなものが混じっております。読者に何かをもたらすことができればと思います。

先日、他県の眼科開業医さんとネット経由でお話する機会がありました。

こういうやりとりは複数の方とありましたが、一つにまとめさせていただいて仮に乙先生とします。

 

乙「XDさんのところで行われている眼瞼疾患の治療は進んでいると思います。すごく興味があります。」

 

XD「ありがとうございます。乙先生の町では眼瞼下垂の患者さんはどうされているんですか?」

 

乙先生が開業しておられる場所は人口の少ない県ですが、県庁所在地なので、その県では人口も病院数も最も多い地域です。

 

乙「治療の適応と思われる患者さんはしばしばおられますが、手術となると1週間近く入院で、腫れがひどく最終的にも違和感のある目になる事もあるという事が患者さんの間で知られていてみなさんギリギリまで我慢して、よほど進行しないと治療を受けようとはなさらないんです。」

 

乙「また、私どものほうもどこの病院なら上手なのかもよくわからないため、とにかく名の通った大きい病院の形成外科へ紹介しています。先日も眼瞼下垂患者さんを国立病院へ紹介しましたが、まだ様子見でいいというお返事とともに患者さんが戻って来ただけでしたショボーンかといって他県にあるXDさんのところへ行きなさいとも言えませんしあせる。」

 

XD「(日帰りでいい手術を1週間近く入院して何をするのかな??滝汗)なるほど、乙先生の地域では腫れの少なく、自然な眼瞼形状になる眼瞼下垂オペが普及していないと。

 

そちらの地域たちは眼瞼下垂になっても(高齢の方の割合が大きいので患者さんも多いはず)、スムーズに治療が受けられていないのが実情なんですね。(眼瞼下垂ですらこれなら、逆まつげはなおさら根本治療はなされていないでしょう)

 

もしA先生が(下垂に限らず)眼瞼手術を習得されれば、(他の選択肢があまり無いこともあって)かなり患者さんも集まりそうだし、その地域の人たちも助かりますよね。」

 

乙「そうですねニコニコ。そうしたいのは山々なんですが一つ問題がショボーン

 

XD「何ですか?」

 

乙「院内に手術用の場所が無いんです。現在手術を扱ってませんし手術用ベッドもありません。」

 

XD「そ・・そこからですかー滝汗

 

乙「手狭になった院内を増築する予定がありますので、眼瞼疾患を扱っていけそうであれば手術用スペースを作っていこうと思います。」

 

XD「それはいいですね。お手伝いできることがあれば私も協力させていただきますね。ただし、ご自分が習得なさるのであれば経結膜切開の眼瞼下垂手術だけでなく、皮膚切除術(眉下切開)や逆まつげの手術もぜひ習得してくださいね。(むしろ、まず後者を普通にできるようでなくては、前者の習得は難しいかと)」

 

これが未来の、その県随一の眼瞼手術の名手が誕生した瞬間であった・・・とかそんなふうになったら面白いですよね!

 

先生の地域に限らず、少し田舎にいくと眼瞼手術自体扱ってる病院がほぼ無かったり、かろうじてあっても術後の外見が不自然なってしまったりという状況があると思いますから、タネを撒くには私も他県も含めて色々足を運んでまわるべきなのかもしれません。