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タイで生きたまま子供の臓器移植!というショッキングなネタだけど、
ネタ自体はフィクションだとか。
しかし、少なくとも実際に子供の買春は普通に行われていて、そういう国だという意識はある。
その事実を告発するために、こんなよりひどい設定を用意したのかな。
実際、臓器移植の部分はいわゆる狂言回しで、悲惨な描写はむしろ買春のシーンに多い。
それは事実行われていることだと理解すべきだ。
また、江口洋介演じる主人公についてのラストシーンは、
物語として、よくできていると思う。
単に批判するばかりではなく、その犯罪者たちを裁くばかりでなく、
人間の心の闇にしっかり踏み込む、劇性というか、文学性というか、の部分に
バランスがいいと感じた。
公開当初、散々社会派と宣伝されたけど、ドラマとしても行けますよ。
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