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フランスの詩人、ロートレアモンは「手術台の上のこうもり傘とミシンの出会い」という言葉でシュルレアリスムの精神を表しました。
帽子を冠った蛙がキャベツと出会った駄菓子、それがキャベツ太郎です。
キャベツ太郎にキャベツが入っていない事を知って裏切られたような気持ちになったものの、よく考えてみれば桃太郎にも桃由来の成分は含まれていないのですから、キャベツ太郎にキャベツが含まれていないからといって嘆いたり傷ついたりする必要はないのです。
それでも溢れてしまった涙は、キャベツ太郎が吸い取ってくれます。
キャベツ太郎にちりばめられた青のりは、誰かがこぼした涙の跡だって誰かが言ってました。
たぶんロートレアモンが言ってました。
キャベツ太郎って本当にいいものですね。
(編集:宮)