- アシモフの雑学コレクション (新潮文庫)/星 新一
- ¥580
- Amazon.co.jp
知ってどうなるというわけでもないのに、知りたくなるのはどうしてなんでしょうか。
雑学王という称号は名誉なんでしょうか。どうなんでしょうか。
今後の人生の中で「開拓時代のカウボーイの間で最も多かった死因ってなんだっけ?」などと訊ねられることはあるのでしょうか。
かといって自分から「蚊には47本の歯があるって知ってた?」などと言い出すのもなんだかな、という気もします。
それなのについ溜め込んでしまう無駄知識。
それではそんな無駄知識をひとつ。
「最後の晩餐を描いた絵は多いが、机の上にオレンジがあってはおかしい。キリストが死んで千年ほどたって、中国から地中海に種子と栽培法が伝えられた。」
著者はアイザック・アシモフ、編訳は星新一。
一昔前の本なのでデータとしての新鮮さはいまいちですが、「ガラス製の光ファイバーは銅線より軽く、安価、伝達能力もずっと大きい」とか「独ソ間にはまだ正式な平和条約が締結されていない」とか時代のギャップを感じられて面白いです。
- われはロボット 〔決定版〕 アシモフのロボット傑作集 (ハヤカワ文庫 SF)/アイザック・アシモフ
- ¥760
- Amazon.co.jp
- 妄想銀行 (新潮文庫)/星 新一
- ¥540
- Amazon.co.jp