幻の新宮
早朝から険しい山道を登り、すっかりガクガクな脚。
熊野名物「めはり寿司」をいただきながら休憩しました。
素朴だけど美味いのだ。
お昼休憩を取りながら午後の予定を確認していると
なぜ最難関コースを選んでしまったかの話に。
ん~?なんでだったかな?
てか、他のルートとか調べてないよね。
熊野古道館があったからじゃなかったっけ?
そうそう、資料館があったらそこがスタートだと思うよね。
なんてオットと私が呑気に話をしていたら
ムスコがまさかまさかの逆ギレ発言。
なんでちゃんと下調べしないんだよ!
って、おいおい ( ̄□ ̄;)
そもそも下調べ不足で旅に出ることになったのは
キミの部活が直前まで決まらなかったからでは?
キミは何を下調べしたんだっけ?
お供がしっかりナビをせよ、とのお殿様気取り?
そんな話から徐々にご機嫌斜めになるムスコ。
もう何を話しかけても
別に (`ε´)
しか言わない。
お前はエリカ様かよっ!(;´Д`)ノ
まあね、そろそろかな、と覚悟はしていましたよ。
親と旅行なんかやなこった
と言い出す日がいつか来ることを。
うん、君ももう中学生だしね。
親の言いなりにはなりたくないよね。
でもさ、今は旅行の真っ最中だよね。
別に今じゃなくてもいいじゃん
さすがに、これには温和なオットもキレまして
新宮に向かうはずだったナビルートを変更。
どこにも立ち寄らず予約していた旅館に直行です。
ま ー じ ー で ー ?
ま、つまらないことで不機嫌に過ごしてもいいことないし。
疲れていたこともあり、早めにお部屋を用意してもらい
温泉に入ったら全員布団も敷かずに畳で爆睡 (^▽^;)
お食事の支度で起こされて、夕食をいただいて
そのまままた朝まで爆睡してしまいました。
お部屋の鍵も閉めず、電気も消さず。
どんだけ疲れてたんだ、って話ですわ。
疲れてると機嫌も悪くなるしね。
八つ当たりもしたくなるよね。
こういう出来事が後で笑い話にもなるわけですが。
でも、新宮は行きたかったな…。
また機会があれば。