龍馬伝 | 日々是自適

龍馬伝

バカ製造箱 テレビは滅多に見ないと何度か書きました。

唯一、録画して欠かさず見ているのが大河ドラマ。


今年は龍馬伝ですね。

(NHK公式サイト →


いま流行?の「歴女」ではないですが

司馬遼太郎と誕生日が一緒なんです、私。

それを機に片っ端から読み漁った時代がありました。


ところが、ちょうどその頃ブレイクしていたのが、金八先生。

海援隊として曲を出し、龍馬を例えにして演じたり

龍馬=武田鉄矢のように洗脳されるのがとてもイヤでした。


司馬遼太郎の描く龍馬は「人たらし」で「女たらし」。

イケメンで、口が上手くて、なぜか憎めない憎い男なわけです。


それが武田氏でいいのか?

土佐のみなさんはそれで納得がいくのか?

と、長年疑問に感じていたのです。


だからこそ、数年前、江口洋介が龍馬を演じた時には

そうそう!龍馬はこうでなくちゃ!

と、スカッと爽快。

本当に溜飲が下がる思いでした。


もちろん、そういう意味で今回の福山雅治も納得です。


香川照之は素晴らしい。

貧乏から財閥に成り上がっていく野望がギラギラしてて。

男としての嫉妬も十分にわかる。


子役の子も本当に福山に似てて笑えた。
演技では昨年の与六(こども店長)に負けるけど。


CG満載のオープニングは年配者に受けないだろう、とか


龍馬はあんなに背が高くない、とか


広末涼子は時代劇に出しちゃいかんだろ、とか


下士とはいえお殿様御用達の豪商だった坂本家。

あんな無謀な言いがかりはつけられないだろう、とか


短い生涯を終えた人物を一年かけて辿っていくのに

第一話から成人しちゃって大丈夫なのか、とか


色々ツッコミどころ満載で楽しんで見ております。


ただ、一点だけ。

福山の話し方が苦手です。

サ行とラ行が強すぎるのよね。

主役がアレでいいのか。


でもいい男だからきっとスルーでいいんだろうなにひひ