Efes
エフェスは空港からバスで約1.5時間。
この辺りまで来るとエーゲ海っぽい景色になります。
世界最大級の都市遺跡エフェソス(古代名)。
古代ローマ帝国支配下の紀元前130年頃に最も栄えた都市で
5世紀にキリスト教公会議が開かれました。
世界史の授業で習いましたね、みなさん
とか言ってると、また長文になるので簡単に写真で。
手前のアーチに運命の女神ティケ、奥にメデューサ。
石で組まれたアーチがこの時代の特徴です。
ニケの羽からマークを考案したのがNIKE(ナイキ)
知識・学識・聡明・高潔を象徴する4体の像はレプリカ。
本物はウィーンの博物館に展示されています。
ああ、あれがここにあったのか!
と、記憶のパズルがはまる瞬間。
紀元前130年ですからね。
日本はまだ弥生時代ですよ。
登呂遺跡や吉野ヶ里遺跡、竪穴式住居に高床式倉庫?
何?この違い。
この遺跡、とにかく広くて(約2Km)日陰がありません。
足元は真っ白い大理石で太陽の反射もまぶしい
サングラス必須のうえ、気を抜くと滑るので必死で歩くのみです。
売店なんてないので街で水を買ってくるのを忘れないようにしましょう。
でも、ニャンコはちゃんと涼しいところを知ってます。
日陰の石ってひんやりしてて気持ちいいのよね。
おばちゃんに譲ってくれ、その場所 (*´Д`)=з
アルテミス崇拝で知られるエフェソスですが
聖パウロの来訪でキリスト教布教の中心地となり
聖母マリアはここで晩年を過ごされたと言われています。
母神アルテミスを祭ったアルテミス神殿。
アテネのパルテノン神殿の4倍はあったといわれているのに
大きい柱一本のみで原型をまったく留めていません。
後世に名を残したいと考えたバカが放火し消失してしまいました。
世界七不思議の一つとなっています。
アルテミスの英語読みがディアーナ(ダイアナ)。
大理石の女神像はエフェスの考古学博物館に展示されています。
ちょっと気持ち悪いのよ(苦笑)