天壇公園
明の初代皇帝は次のような言葉を残しています。
君たる者、天を父とし、地を母とし、民を子とする。
これみな職分として尽くすべきところである。
中国では昔から「天」を至上のものとし
万物を支配する最高権威だという考え方があります。
皇帝は、「天命」を受けた「天子」様。
そして、天に祈りを捧げるために造られたのがこちら。
ユネスコ世界文化遺産です。
敷地面積は約273万m²。
といわれてイメージできる?とにかく広いの一言。
世界遺産とはいえ、市民の憩いの場所ともなっています。
小さな子も一生懸命習っていました。
墨も半紙もいらないなんてエコだわ。
写真がうまく取れなかったので動画を見つけました。
大き目のバドミントンの羽に錘が付いていて
蹴鞠のように蹴るとシャリンシャリンと音がします。
サッカーのように手以外ならありなようです。
この羽が売店で5元(約75円)。
ムスコの友達へのお土産にいくつか買いました。
もし、某所でこんな遊びをしている子がいたら
うちの子とその友人達かもしれません。
どうぞそっとしておいてください( ´艸`)
皇帝が正月の上辛五穀豊穣を祈りを捧げた場所。
現存する中国最大の祭壇です。
釘を一本も使わない中国建築史上重要な建造物。
曇っていてよくわかりませんが色彩がとても鮮やかです。
他に、圜丘壇という大理石の祭壇があります。
こちらの画像は人が写りまくっているので自粛。
皇帝が天を祭るための儀式を執り行う場所で
祈年殿よりも意味のある場所なようです。
みんな靴を脱いで天に祈りをささげていました。
他にもみな思い思いの過ごし方をしていました。
麻雀、トランプ、カラオケ、合唱、演説、
新体操のリボンのような踊り、太極拳、
バドミントン、鬼ごっこ?
賑やかで一庶民の生活が垣間見られます。