リュートを習い始めてから、去年の秋まで使っていた井上さん製作のスチューデントリュートを売ることにした。
初心者で欲しい方がおられるとこと。

次回のレッスンに持っていくのだが、お別れに弾いてみた。

ナイロン弦を張ってある。
張力が強くて、絃高もゴレットさんより高くて
今の私にはちょっと弾きにくい。

けれど、音は、そんなに悪くない。

いい楽器だと思う。

まじで。

楽器自慢の人がいて、
製作者を聞いてきたり、作りがどうのこうのという人がいるけれど、
私は、はっきりいって、「音色」だと思う。

造りが豪華とか、有名な製作者よりも、自分が弾いた「音色」がよければそれでいい。
これは、リュートだけでなく、ギターも同じ。

たしかに、高いものはいいものが多いけれど、自分にあっていなければ、だめだ。

ときどき、勘違いしている人がいて、首をかしげることがある。

井上さんのスチューデントリュートは人にいわせると世界一安いリュートというけれど、
音は世界一安っぽくはない。

欲しい方がおられるので、譲るつもりだけれど、
感慨深い。