坂本龍一の「スコラ 音楽の学校」を観ていたら

「リズムは時代と環境と年齢に左右される」

という言葉があった。

たしかドラマーの高橋さんが言った言葉だと思う。

時代と環境というのは、よくわかる。

60、70年代のリズム&ブルース、そして聞いていたのは日本。
それが高橋さんの若いころの時代と環境だった。

年齢というのは、こういう公の場で言われたを聞いたのは初めてだ。

でも、たぶん、演奏をする人は皆気が付いているはずだ。

若いころのような疾走感あふれる、力強いリズムは年をとれば出すのは難しい。

演奏はある意味体力勝負だから。

では、演奏は若い人だけのものかというと音楽はそう単純ではない。

それがおもしろい。

細野さんが話していた。
「ニューオリンズで高齢のベーシストが、無理をしないで、楽にベースを弾いているのをみて、これでいいんだと思った。」と。

ひょっとしたら、プロである彼らは、往時のようなリズムキープが難しくなっているのを
ひそかに悩んでいたのかもしれない。

私の友人のギタリストも
「僕たちは8ビートはできるけれど、16ビートは体がついていかない。」
と嘆いていた。

これは、年齢と演奏が関係あるからだろうか。

もちろん修練しだいで、それを克服できることも知っている。
多くのプロはそうやって、やっている。

けれど、
こうなると共通のリズム感をもった人たちとアンサンブルをとるのが
楽ってことなんだろうか。

世代感のコミニュケーションも影響するのかもしれない。

なんだかまとまりが悪くなってしまったけれど、
アンサンブルとリズム感ということでちょっと考えた。