
夜のリュートピアです。これを撮っている時点でもまだ演奏が続いていました。
チェロのピーター・ウィスペルウェイの演奏が私が聞いたラ・フォルジュルネの演目の最後です。
プログラムは
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第5番ハ短調BWV1011
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第6番ハ短調BWV1012
能楽堂でありました。
3回に分けて全曲制覇です。私は第三回目の演奏だけ聞くわけですが、
一番速く完売したチケットで、観客のほうが緊張している様子がわかります。
能楽堂は響かないのではないかという危惧はありましたが、ピンを立てるためか、
舞台の上にさらに、盆栽を置く台のようなものをつくり、その上にのって演奏していました。
思ったよりよく響きます。
低音の響きにうっとり。
第六番の途中で、ドドドという地響きのようなものが、舞台袖の奥から聞こえた気がして、
気になってそちらをふりむいたとたんに、「どんっ」と椅子の下からつきあげるようなゆれの
地震がきました。
皆
「きゃあ」
と悲鳴をあげました。
私も一瞬逃げようかと思ったのですが、短い時間で縦揺れは止まり、あとは、横揺れだけだったので、
落ち着きました。
ウィウペルウェイも驚いたようです。
しかし演奏を途切れることなく続けました。
ときどき舞台の袖を観ていました。
スタッフがなにかサポートがないか気にしていたのでしょう。
しかし、
なにもスタッフはでてきませんでした。
能舞台は、天井を支える柱が3本しかなく、彼はチェロの弓で、天井を指して心配しているようでした。
あたりまえですよね。
ああいうときは、スタッフが地震情報をちょっと教えてくれると皆、安心できるのに、、、と
思いました。