CDショップに行くと

「16世紀のイタリアのルネサンスリュートのCDがありましたよ。」

と教えてくれた。

井上周子さんの「melanges」というCDだった。

1枚の紙を折ってその仲にCDをくるんだというシンプルなケース。

モノクロの印刷で、彼女の写真と、曲目と作者の名前が載っているだけ。


一枚づづCDを焼いたのだという。


F,Spinacino、Capirola,da Creme,da Milano、Paladin,Holbomeという作者。

この中では、da Milanoしか、名前は知らない。


聞くと、惹き付けられる。

しばらく、我を忘れて聞く。


バロックは、優雅にシーラカンスが泳いでいるような感じだけれど、

ルネサンス時代の曲は、アジのように、シンプルできびきびした印象だ。


CapirolaのSpagna secondaが一番好きかな。


フランスで録音したらしい。

音が乾いて聞こえる。

音が、ボディのなかで渦巻いて響いている。

気持ちが良い音だ。


いつか、こういう曲が弾けたらいいな。