昨日と今日と連続で、美術展へ行ってきました。
サントリー美術館の「屏風 日本の美」とBunkamuraザ・ミュージアムの「ヴェネツイア絵画のきらめき」
です。
両方とも楽しかった。
今ふりかえってみると、共通点がありました。
それは、パノラマ的な絵画が楽しかったということ。
屏風を見て楽しいのは、洛中洛外図のように、屏風の景色のなかに、
たくさんの人々がさまざまに描かれていることでした。
老若男女いりみだれて、いろいろなしぐさをしているのを、自分で見ては、あれこれと
想像したり、金泥のバックに、丁寧に人々が描かれている、その細かさをみるのも楽しいことでした。
今回のヴェネツイア絵画展でも、同じようなものがありました。
けして、名作というのでは、ないのですが、
当時のヴェネツイアの行事や、トピックを大きなカンバスに、こまごまと描かれているものです。
当時の人々の様子がわかって屏風に共通する楽しみがありました。
たぶん、そのころの人々は、カメラもないので、こういった絵を画家に描かせて
人に説明したり、また、思い出にしていたのかもしれません。
美術的に優れたものも見るのは、もちろん楽しいのですが、
こういった、当時の日常を描いているのを見るのも、楽しいものでした。